メールマガジン

稲門法曹会メールマガジン 第13号 No.2013-11

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稲門法曹会メールマガジン No.2013-11
2013/11/11 第13号 (毎月10日発行)

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◇このメールマガジンは、稲門法曹会会員専用システムにメールアドレスをご登
録いただいた方へお送りしています。配信停止をご希望の方は、メール末尾の
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◇稲門法曹会HP:http://www.waseda-legal-alumni.jp/

┏━ Index ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃●稲門法曹会 総会・懇親会 開催報告
┃○稲門祭出店のご報告
┃●リレーエッセイ(白木敦士弁護士)
┃○近著紹介
┃●会費納入のお願い
┃○催し事、出版物、近況等のご報告のお願い
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稲門法曹会 総会・懇親会 開催報告
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10月26日(土)に、本年度総会ならびに懇親会を開催いたしました。

当日は、弁護士の佐藤博史先生による、「刑事弁護」をテーマとした意義深い
ご講演に続き、総会出席者、2013年司法試験合格者、新人稲門法曹、当会主催
のホームカミングデー対象修習期を中心に、230名にものぼる方々にお集まり
いただきました。
お忙しい中にも関わらず、当日ご参加いただきました皆様には、改めて御礼申
し上げます。

当日は、支部内、支部間、同一修習期など、様々な形での温かな会員間の親睦、
また合格者への激励の場が展開されました。

早稲田大学応援部の時にユーモラスな進行による、「紺碧の空」さらには「早
稲田大学校歌」の斉唱の際にも、肩を組んだり、拳をかかげたりといった姿が、
見受けられ、母校をともにする仲間の大切さを改めて実感しております。

今後、司法試験合格者は、いよいよそれぞれの地へと向かい、修習を開始いた
します。今回の機会が、稲門法曹の卵たる修習生への、各支部における支援開
始の良いきっかけとなれば幸いです。

※当日の模様は、下記の稲門法曹会ツイッターからもご覧いただけます。

https://twitter.com/waseda_legal_al

※当日ご出席の皆様で、ホームカミングデー対象修習期のみなさまには、当日
に撮影しました記念写真をお送りいたします。

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稲門祭出店のご報告
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10月20日(早稲田大学ホームカミングデー当日)に、稲門法曹会として初め
て、稲門祭へ出店参加いたしました。
当日は、秋晴れには程遠い生憎の天候で、例年にくらべて来場者数も控え目
だったようですが、それでも当会の無料法律相談ブースには、会員の方にお
立ち寄りいただいての親睦がはかられましたり、数名ではありますが相談者
の方にもお越しいただいたりすることができました。

ブースにお越しくださったみなさまの笑顔や、相談者の方々の「ありがとう」
の言葉に、次年度参加に向けての意欲を一段と高めたような次第です。

今回は初年度ということで、反省点も多く見受けられるところですが、同時
に次年度の出店のイメージを良い意味で具体化させることができました。

当会の理念の一つでもある、「会員間の親睦」の場として、楽しい時間をお
過ごしいただけるようにも準備に努めてまいります。
会員のみなさま、次回出店の際には、ぜひお立ち寄りください。
担当者一同、お待ちいたしております。

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リレーエッセイ(白木敦士弁護士)
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1 自己紹介
新65期弁護士の白木敦士(しらき あつし)と申します。2011年3月に
本学法務研究科(以下、「本研究科」とします。)を卒業した後、2012年
12月より東京駿河台法律事務所にて勤務しております。2013年2月からは、
AA(アカデミック・アドバイザー)にも就任し、後輩の学習指導についても担
当させていただいています。
今年において、修了生及び在学生有志による東日本大震災の被災地復興協力団
体である「たまごのちから」の活動に加えて、在学生と教員及び修了生との懇親
を一段と深めることを目的とした団体、「つなぐ企画」の活動について、他の在
学生・修了生の方がたと一緒に携わって参りました。
この場を借りて、「たまごのちから」、「つなぐ企画」の両団体の活動につい
て報告させていただければと存じます。

2 たまごのちからの活動
たまごのちからは、東日本大震災における被災地の団体及び個人より、法科大
学院修了生・在学生が担うことのできる活動を請け負うことで、被災地に貢献す
ることを目的とした団体です。
東日本大震災は、私が司法試験の受験を2カ月後に控えた中で発生しました。
未曾有の被害を前に、司法試験受験生として何もできないことを非常にもどかし
く感じました。そのような想いから、司法試験受験直後の2011年5月に、他
の修了生有志とともに、ロースクールで培った力を活かして被災地協力をすべく、
たまごのちからを立ち上げました。 発足当初においては、スタッフで手分けを
し、宮城県岩沼市、多賀城市、石巻市、岩手県宮古市、山田町、大槌町、釜石市、
陸前高田市等の市役所や、これら地域で活動している弁護士を尋ね、修了生が担
うことのできるボランティア活動がないか、必死に聞いて回りました。結果とし
て、複数の自治体より、具体的な活動を打診していただきました。
本年度からは、我妻由香莉さん(67期司法修習生予定)他、複数の修了生が
たまごのちから活動を引き継いでくれました。7月末には、宮城県石巻市にて教
育支援活動を実施するなど、成果を挙げています。
活動の詳細につきましては、下記URLにて掲載しております。ご関心をお持
ちの方は、ぜひご覧ください。

http://tamagonochikara.web.fc2.com/index.html

3 つなぐ企画の活動
(1)つなぐ企画とは
たまごのちからの活動が、本研究科の外部への貢献活動であるのに対し、つ
なぐ企画の活動は、本研究科そのものの魅力を高めようとする活動です。つな
ぐ企画は、在学生と、教員及び修了生との懇親を一段と深めることを目的とし
た団体です。
現在、法曹を目指すにあたっては、ロースクールプロセスとともに、予備試
験プロセスが併存しております。このような状況において、本研究科を選択し
てくださった在学生の方に対して、本研究科の持つ魅力を伝えた上で、在学生
がその魅力を現実に享受できるようにお手伝いをすることは、先輩としての責
務であると考えます。
そして、予備試験プロセスではなく、ロースクールプロセスであるからこそ
得られる財産は、一つの学び舎で共に学んだ友人、先輩修了生、教員とのつな
がりに他なりません。私自身、本研究科を通じて、素晴らしい友人、先輩修了
生、教員の先生方とかけがえのないつながりを築くことができました。
つなぐ企画は、本研究科に所属することの付加価値を最大限引き出し、在学
生に、本研究科を選択して良かったと心から感じてもらえることを目標として
います。

(2)活動内容
つなぐ企画は、前記の目標を実現するにあたり、アメリカのロースクールの
例を参考にし、以下2つの企画を検討しています。
第一に、教員と在学生とのランチミーティングです。これは、予め教員の先
生方にお願いに上がった上で、在学生及び修了生10名前後が、一名の先生を
ランチにお招きするという企画です。特定のテーマについてお話をしていただ
いたり、学生の悩みを聞いていただいたり、その内容は、ご参加下さる先生に
自由に決めていただければと考えております。
第二に、年に1~2回、多人数型の交流会を企画いたします。記念すべき第
一回目の交流会として、2013年10月26日(土)に、大隈ガーデンハウ
スにおきまして、ハロウィン交流会を実施しました。参加された9名の教員の
先生を初め、多くの参加者の方から、好評をいただきました。

4 結び
私は、本研究科在学中に、将素晴らしい先輩や教員の先生との出会うことがで
きました。「将来一緒にお仕事をしたい」との想いは、私が司法試験の勉強に取
り組むにあたって、非常に大きなモチベーションとなりました。
そして、弁護士となった今、上記の活動を通じて知り合う在学生や後輩修了生
の中には、ぜひ一緒にお仕事をしたいと感じる後輩が多く、私自身日々元気をも
らっています。
素晴らしい先輩方に支えていただいた者の一人として、先輩方から受け継いだ
「後輩に対する熱い想い」というバトンを、しっかりと後輩に手渡していきたい
と思います。
今後も、ロースクール稲門会の皆様におかれましては、上記両活動を通じてご
協力をお願いすることもあるかと存じますが、何卒温かい目でお見守りくだされ
ば幸いです。

以上

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近著・イベント 紹介
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稲門法曹会メールマガジンでは、会員のみなさまの著書、各支部での活動、
講演会などの各種イベントについてぜひご紹介させていただきたく思って
おります。

連絡・投稿先アドレス:tohmon-jimu@list.waseda.jp

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「新基本法コンメンタール 人事訴訟法・家事事件手続法」

※平成25年通常国会の法改正に対応

著者:松川正毅/本間靖規/西岡清一郎 編

http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/026721.html

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「詳細 登記六法 平成26年版」

著者:山野目章夫/筧 康生

http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/026718.html

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「南風原事件DNA鑑定と新しい冤罪」

著者:木谷 明/佐藤博史/岡島 実 編著

関連資料

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<イベント案内>

シンポジウム
「DNA鑑定と新しい冤罪 - 南風原事件とその真相 -」

日時:2013年11月12日(火) 午後6時~午後8時
場所:法政大学市谷キャンパス内外濠校舎306教室
費用:無料

※申込不要

シンポジウム案内(詳細)

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会費納入のお願い
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2009年度総会でご承認いただきました年会費の納入をお願いしております。
未納入の方は、下記の方法にて年会費の納入を行っていただきますようお願い
申し上げます。

○会費の納入方法(いずれかの方法にてお願いいたします)
①指定口座からの自動引落サービス
→http://www.waseda-legal-alumni.jp/?p=68
②銀行振込
→りそな銀行 早稲田支店(420)
早稲田大学稲門法曹会 普通 1484197
③クレジットカードによる支払
→会員専用システムからお願いいたします。

○会費額  年会費 10,000円
ただし、弁護士登録または裁判官もしくは検察官に任官されてから、
10年未満の方は5,000円

※みなさまのまわりの稲門法曹へのお声掛けにご協力お願いいたします。

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会員のみなさまの声をご案内していきたいと考えております。
催し事、出版物、近況等などございましたら、以下までご連絡ください。

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【発行】稲門法曹会
〒169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1 法務教育研究センター内
Tel:03-3208-9592 e-mail: tohmon-jimu@list.waseda.jp
URL: http://www.waseda-legal-alumni.jp/
Twitter: https://twitter.com/waseda_legal_al
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