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稲門法曹会メールマガジン No.2024-5 2024/5/10 第139号

   稲門法曹会メールマガジン No.2024-5

                   2024/5/10 第139号

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┏━ Index ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃〇修習生だより(第77期司法修習生 南遥貴)
┃〇ロースクール生だより(法務研究科2年 伊藤萌香)
┃〇講演会企画 開催報告
┃〇稲門法曹の新刊(2024年2月~2024年4月)
┃〇【PICK UP】早稲田大学関連トピック
┃〇稲門法曹奨学金への寄付方法(クレジットカード・ネット
┃ バンキング)のご案内
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  修習生だより
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第77期司法修習生 南 遥貴

会員の皆様には、平素より格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうご
ざいます。第77期司法修習生の南遥貴と申します。
 第77期司法修習生は、ただいま各修習地において、第1クールの各実
務修習に励んでおります。私は、名古屋で弁護修習を行っており、指導
弁護士の先生のもと、充実した修習生活を過ごしております。
 名古屋には今までほとんど訪れたことがなく、右も左もわからない状
態で始まった実務修習ではありましたが、いざ住み始めると明るく住み
良い街だと実感しました。特に栄の賑やかさや道路の広さ、モーニング
の量の多さには圧倒されます。しかしまだまだ名古屋の知らない魅力が
あると思いますので、せっかくのこの機会を活かし、修習生同期も巻き
込んで輪を広げながら名古屋の良さを肌で感じ取っていけたらと思いま
す。
 さて、弁護修習では、指導弁護士の先生の受け持つ事件の記録を読ん
だり、法律相談に同席したり、裁判期日に一緒に出頭したり、接見に行
ったりと、幅広く経験させていただいております。そして司法試験に向
けた勉強で得た知識を超えた生の事件の解決を間近で見ることで、沢山
の学びや気づきを得ることができ、心躍る毎日を過ごしております。
 また、法律論や訴訟の勝敗にとどまらず、当事者の感情の受け止め方
や説得方法といったコミュニケーション能力や、報酬の算定方法や事務
員の方との連携方法といったバックグラウンドにまで触れさせていただ
いていることにより、初めて弁護士の仕事の具体的なイメージを多少な
りとも掴むことができたとも感じております。
 
 第1クールもすでに1か月弱が経過しました。修習生という立場で法
曹三者すべての仕事を内側から見させていただく時間は、とても短く貴
重な機会であると感じております。やり残したことがないように、全力
で実務修習に取り組み、約9か月を楽しみ尽くすと同時にできる限り多
くの学びを得たいと思います。

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  ロースクール生だより
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早稲田大学法務研究科2年 伊藤萌香

会員の皆様には、平素より格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうご
ざいます。
早稲田大学法務研究科未修2年の伊藤萌香と申します。

私は、早稲田大学法務研究科承認団体Welcome-Law Schoolの幹事長を
務めております。本稿では、先日開催した新入生歓迎会についてご紹介
させていただきます。新入生歓迎会は、新入生と在校生、法務研究科の
先生方、AAの方々との交流を図ることを目的とし、大隈ガーデンハウス
にて立食パーティー形式で実施しました。おかげさまで、本年度は計193
名ものご参加をいただきまして、盛況となりました。
ロースクール生活は思ったよりも忙しいと学生からはよく聞きますが、
私自身、全くその通りだと思います。受験への危機感ゆえに自発的に親
睦会のような場が設けられることも少なく、修了まで話す機会がない同
級生がいるのは珍しくない状況です。集中できる理想的な環境であると
感じる一方で、同じ目標に向かって切磋琢磨し合う仲間がすぐ傍にいる
のに話したこともないというのは勿体ないのではないかと考えます。
また、有難いことに、先生方からも学生ともっと話したいとお声がけい
ただいております。授業や質問以外ではなかなか交流を持つことはない
ものの、先生方が我々を案じてくださり、親身になってくださっている
ことが学生に伝わってほしいと思っておりました。
そのような中で、今回の歓迎会はお互いの交流の一歩目として役立った
のではないかと思います。歓迎会のときの活気溢れる雰囲気が持続し、
学生の皆様にとってロースクールが過ごしやすい場所になるよう、今後
も当団体の活動に尽力していく所存でございます。

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  講演会企画 開催報告
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4月12日、稲門法曹会講演企画として、危機管理に関する意見交換会を
実施いたしました。
今回は、株式会社文藝春秋取締役である新谷学様(1989年・本学政治経
済学部卒)をお招きし、危機管理について講演をいただき、会員との意
見交換を行いました。
新谷様は、昨年早稲田大学が主催した石橋湛山没後50年記念シンポジウ
ム『日本のジャーナリズムに未来はあるか ―米国と中国のはざまで』に
ご登壇され、その模様は早稲田大学出版から出版された「石橋湛山 没
後五〇年に考える」においてご覧いただけます。稲門というご縁もあり、
今回ご講演をいただくこととなりました。
当日、新谷様からは、週刊文春において、編集長として重大なニュース
の報道に携わったご経験も踏まえ、危機管理の要諦を具体的なエピソー
ドも交えてお話いただきました。危機が生じた場合に、何を最優先で守
るかを見定めること、常に最悪の事態を想定すること、ネガティブな報
告ほどトップに早く共有すること、情報公開や報告はできるだけ早く行
うこと等重要な視点をご指摘いただきました。
これらのポイントは、クライアントの危機管理に対応する場面だけでは
なく、組織を運営する上でも重要な視点であり、出席した会員の方々か
らも、積極的に意見交換がなされました。

本意見交換会には、会場では15名の方に参加いただき、オンラインでも
10名以上の方にご参加いただきました。
また、意見交換会終了後は懇親会も実施し、新谷様とだけでなく、会員
同士でも活発な意見交換が行われ、大変な盛況となりました。

運営事務局としましては、会員相互の交流や実務に役立つ知識の共有を
目的として、今後もこのような企画を継続的に実施していきたいと考え
ております。

講演会のご希望、講演会に限らない各種親睦企画のご希望など、ぜひ事
務局宛にご意見をお寄せください。

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  稲門法曹の新刊(2024年2月~2024年4月)
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■「民法概論 3 債権総論」
山野目章夫 著
https://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/039777.html

■「家族と子どもをめぐる法の未来/棚村政行先生古稀記念論文集」
https://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/039679.html

■「Practical Studies 刑事訴訟」
四宮啓ほか 編著
https://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/039555.html

■「AIと著作権」
上野達弘ほか 編著
https://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/039644.html

■「労働法[第10版]」
水町勇一郎 著
https://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/035084.html

■「動産債権担保法制の国際的位相/担保法制の見直しに関する中間試
案の検討」
青木則幸ほか編
https://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/039694.html

■「司法試験体系的問題解析 刑法 第2版」
反町義昭 著
https://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/039709.html

■「デジタル・エコシステムをめぐる法的視座/独占禁止法・京商政策
を中心に」
土田和博 [編著]
https://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/039628.html

■「早稲田大学比較法研究所叢書51/アメリカ最高裁とロバーツ・コー
ト」
宮川成雄 編
https://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/039698.html

■「企業防衛実務」
伊藤広樹ほか 編著
https://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/039597.html

■「フランチャイズ契約の法律相談」
神田 孝 他編著
https://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/039758.html

■「表明保証保険の実務[第2版]」
稲田行祐/高賢一/梶原俊史 著
https://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/035988.html

■「基本講義現代海商法/第5版」
箱井崇史 著
https://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/039533.html

■「Law Practice 商法 [第5版]」
黒沼悦郎[編著]福島洋尚ほか[著]
https://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/039829.html

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  【PICK UP】早稲田大学関連トピック
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■2024年度入学式を挙行しました
https://www.waseda.jp/top/news/99962

■SPECIAL INTERVIEW 菊間千乃さん
https://www.waseda.jp/top/news/100520

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  稲門法曹奨学金への寄付方法(クレジットカード・ネットバン
 キング)のご案内
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  早稲田大学大学院法務研究科では、優秀な法曹として嘱望さ
 れる能力を持ちながら、経済的な理由から修学が困難な学生に
 対し、その夢や志を断念することのないよう「稲門法曹奨学金」
 を設置し、皆さまのご支援・ご協力をいただいております。

 「稲門法曹奨学金」は、皆さま方からの毎年の寄付金により運営
 されるものであり、次年度以降も奨学金を継続するために、さら
 に皆さま方からの募金のご協力を仰がねばなりません。

 何とぞ、奨学金募金の趣旨をご理解いただき、暖かなご支援と
 ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

  なお、Webサイトから、クレジットカード・ネットバンキング
 でご寄付いただくことも可能ですのでご案内申し上げます。

 ≪早稲田大学へのご支援をお考えの方へ≫

https://kifu.waseda.jp/

1)右上の「寄付をする」をクリック

2)下記の条件に同意し「寄付を申し込む」をクリック

3)入力サイトでは以下の通り区分の入力をお願いします。
 申込者区分:個人

 寄付の種類:奨学金
 ※奨学金を選択すると、下段に指定先が出てきます

 指定先:稲門法曹奨学金(指定なし)
     稲門法曹奨学金(法学未修者向け)

上記どちらかを選択のうえ、お申し込みをお願いいたします。

  本学の伝統を受け継ぎ、進取の精神をもって法のもとに正義を
 貫く志の高い優秀な稲門法曹を一人でも多く育成することを念願
 し、法科大学院の学生のための奨学金として「稲門法曹奨学金」
 を創設し、これまで支援を行ってまいりました。

  法曹として第一線で活躍されている校友および関係者に募金を
 呼びかけ、これまで多額の浄財が寄せられております。稲門法曹
 の皆様の熱意に厚く御礼申し上げるとともに、引き続きご支援賜
 りますよう、よろしくお願い申し上げます。


【発行】稲門法曹会
 〒169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1法務教育研究センター内
    e-mail: tohmon-jimu★list.waseda.jp 
※(★)を@に読みかえてください
    URL: http://www.waseda-legal-alumni.jp/
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