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Index
- 修習生だより(第79期司法修習生 錦織萌々子)
- ロースクール生だより(早稲田大学大学院法学研究科法曹養成専攻3年 薄井総一朗)
- 第二東京弁護士会稲門会(二弁稲門会)設立記念総会・懇親会 開催報告
- 2025年度法学学術院・定年退職教員最終講義 シクミネット掲載のお知らせ
- 稲門法曹奨学金への寄付方法(クレジットカード・ネットバンキング)のご案内
修習生だより(第79期司法修習生 錦織萌々子)
第79期司法修習生 錦織萌々子
稲門法曹会の皆様、こんにちは。第79期司法修習生の錦織萌々子(にしきおり ももこ)と申します。
新緑まぶしい爽やかな季節……と書き始めたいところですが、初夏を飛び越し真夏のような暑さと、嵐吹き荒れるゴールデンウィークとなりました。皆様、体調など崩されていませんでしょうか。
和光での導入修習を終え、修習生たちが全国各地へと羽ばたいていくなか、私はこの春から静岡の地で実務修習の第一歩を踏み出しました。
静岡での生活は、私にとって大きな転換点となりました。これまで家族の温かな支えの中で甘んじてきた私ですが、人生初の一人暮らしを開始。炊事や洗濯といった日常の家事に追われ、「法曹としての自立」の前に、まずは「生活者としての自立」という高い壁に直面しております。実家で当たり前に出てきた温かい食事の有り難みを、少々風邪をひきながら痛感する毎日です。
修習は民事裁判から始まりました。司法試験時代から苦手意識のあった民事訴訟法ですが、いざ実務の場に立つと、条文の一つひとつが本当に手続保障をしているのだと痛感します(また、マジックワードを使うな、と怒られてしまいますね)。要件事実の迷宮に迷い込み、手続の知識不足に頭を抱える日々ですが、基本に立ち返り、泥臭く条文と向き合う「早稲田魂」で奮闘しております。
また、ここ静岡は、伊豆半島の司法過疎問題や、現在進行形で再審・国賠が注目される袴田事件など、司法の在り方が厳しく問われてきた地でもあります。街の本屋で「袴田さん事件」として並ぶ関連書籍のコーナーを目にするたび、司法への信頼というものの危うさと、それを守るべき法曹の責任の重さを突きつけられる思いがいたします。
目の前の事象を単なる「処理すべき記録」として捉えるのではなく、この地で起きた歴史と人々の想いに真摯に向き合い、法曹として、一人の人間として、その視座を深めていく所存です。
まだまだ始まったばかりの分野別修習。目まぐるしい日々に翻弄されつつも、一歩ずつ着実に歩みを進めてまいりたいと思います。諸先輩方におかれましては、今後とも厳しくも温かなご指導を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
ロースクール生だより(早稲田大学大学院法学研究科法曹養成専攻3年 薄井総一朗)
「ベクトルを自分に、そして謙虚に」―受験直前に思うこと
早稲田大学大学院法学研究科法曹養成専攻3年
薄井総一朗
薫風の候、会員の皆様におかれましては益々ご清栄のことと存じます。
早稲田大学法学研究科法曹養成専攻3年の薄井総一朗と申します。この度は、普段から大変お世話になっているAAの先生からご紹介いただき、この『ロースクール生だより』を執筆する機会を得ました。本稿では、私が受験を前にして感じていることを綴らせて頂きます。
「ベクトルを常に自分に向けろ。そして、謙虚であれ。」
これは私が中学時代に恩師から頂いた言葉です。この言葉に出会ってから早10年。受験を直前に控えた今でこそ、その重みをひしひしと感じます。
「ベクトルを自分に向ける」とは、常に自分に矢印を向け、行動を省みて自問自答し続けることを意味します。言い換えれば、「自分を客観視する」に近いかもしれません。勉強のための勉強になっていないか、読んだだけで分かった気になっていないか、今すべきことをできているか。このようなことを常に問い続けることはまさに「自分にベクトルを向ける」ことであり、試験勉強に不可欠な姿勢であると感じます。
「謙虚である」ことは、素直に他者の意見を聞き入れる姿勢を備えることです。法律の勉強においても、自分は良いと思った答案も他者から見れば改善の余地があることは少なくありません。また、仲間との会話の中で自分の理解が誤っていると判明することも多いです。謙虚であれば、そのような気づきを与えてくれる仲間に恵まれ、理解を深めることができます。
私は司法試験直前という人生の重大局面にありますが、そのようなときこそ、過去に頂いた言葉を思い出します。上記の言葉以外にも、教授やAAの先生方にかけて頂いた言葉に日々支えられながら勉学に励んでおります。このような言葉を与えてくださった皆様に心の底からの感謝を伝えられるよう、最後の最後まで努力を続ける所存です。
自分語りになってしまいましたが、このような受験生の暑苦しい文章をお届けすることこそ、この時期の『ロースクール生だより』に相応しいと考え、あえて綴らせて頂きました。ご一読いただきありがとうございます。
第二東京弁護士会稲門会(二弁稲門会)設立記念総会・懇親会 開催報告
弁護士 尾川佳奈
去る4月24日、二弁稲門会設立記念総会および懇親会が開催されました。当日は70名を超える会員の皆様にお集まりいただき、会場は熱気と笑顔に包まれた素晴らしい船出となりました。
開会宣言の後、関谷文隆会長による主催者挨拶と乾杯の発声によって和やかに幕を開けました。ご来賓として、早稲田大学法科大学院長の古谷修一教授、稲門法曹会会長の安井規雄先生、東京弁護士会稲門会副会長(2026年度東京弁護士会会長)の石原修先生よりご挨拶を頂戴しました。また、早稲田大学で教員経験のある神田安積先生からは、ユーモアを交えた温かいご祝辞が寄せられ、代読にて披露されました。
続く歓談の時間も、同窓ならではの話題で尽きることのない盛り上がりを見せました。中には本会を通じて初めて校友であることを知ったという方々も多く、あちこちで驚きと喜びの声が上がるなど、改めて稲門法曹の絆と層の厚さを再認識いたしました。
会の終盤では役員陣として、関谷文隆会長、八杖友一先生・中村仁志先生・吉岡祥子先生・鶴田健先生・中森麻由子先生・笹森真紀子先生の各副会長、竹内彰志事務局長が紹介され、改めて関谷会長よりご挨拶がありました。
その後、早稲田大学本庄高等学院応援部出身である細川隆之介先生の力強い指揮のもと、参加者全員で早稲田大学校歌を高らかに斉唱し、母校への想いを一つにしました。最後に八杖友一副会長より閉会の辞が述べられ、盛会のうちに幕を閉じました。
なお、二弁稲門会は早稲田大学・大学院の出身者はもちろん、出身校を問わず教職員としてのご経験をお持ちの方も「教職員校友」としてご入会いただけます。第2回開催の折には、ぜひお知り合いにもお声がけいただき、皆様お誘い合わせのうえご参加ください。
2025年度法学学術院・定年退職教員最終講義 シクミネット掲載のお知らせ
2025年度末で早稲田大学を退職されました先生方の最終講義動画をシクミネットに掲載いたしました。
中島徹先生 最終講義「憲法と想像力-日本国憲法で考えるいま」
https://waseda-legal-alumni.shikuminet.jp/pages/detail/35/
道垣内正人先生 最終講義「国際私法と他の法分野」
https://waseda-legal-alumni.shikuminet.jp/pages/detail/36/
ぜひご覧ください。
※シクミネット外への転載は禁止いたします。
稲門法曹奨学金への寄付方法(クレジットカード・ネットバンキング)のご案内
早稲田大学大学院法務研究科では、優秀な法曹として嘱望される能力を持ちながら、経済的な理由から修学が困難な学生に対し、その夢や志を断念することのないよう「稲門法曹奨学金」を設置し、皆さまのご支援・ご協力をいただいております。
「稲門法曹奨学金」は、皆さま方からの毎年の寄付金により運営されるものであり、次年度以降も奨学金を継続するために、さらに皆さま方からの募金のご協力を仰がねばなりません。
何とぞ、奨学金募金の趣旨をご理解いただき、暖かなご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
なお、Webサイトから、クレジットカード・ネットバンキングでご寄付いただくことも可能ですのでご案内申し上げます。
≪早稲田大学へのご支援をお考えの方へ≫
https://kifu.waseda.jp/
1)右上の「寄付をする」をクリック
2)下記の条件に同意し「寄付を申し込む」をクリック
3)入力サイトでは以下の通り区分の入力をお願いします。
申込者区分:個人
寄付の種類:奨学金
※奨学金を選択すると、下段に指定先が出てきます
指定先:稲門法曹奨学金(指定なし)
稲門法曹奨学金(法学未修者向け)
上記どちらかを選択のうえ、お申し込みをお願いいたします。
本学の伝統を受け継ぎ、進取の精神をもって法のもとに正義を貫く志の高い優秀な稲門法曹を一人でも多く育成することを念願し、法科大学院の学生のための奨学金として「稲門法曹奨学金」を創設し、これまで支援を行ってまいりました。
法曹として第一線で活躍されている校友および関係者に募金を呼びかけ、これまで多額の浄財が寄せられております。稲門法曹の皆様の熱意に厚く御礼申し上げるとともに、引き続きご支援賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
発行
稲門法曹会
〒169-8050東京都新宿区西早稲田1-6-1法務教育研究センター内
e-mail: tohmon-jimu★list.waseda.jp
※(★)を@に読みかえてください
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