メールマガジン

稲門法曹会メールマガジン 第94号 No.2020-8

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   稲門法曹会メールマガジン No.2020-08


                   2020/8/10 第94号

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◇このメールマガジンは、稲門法曹会会員専用システムにメール
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◇稲門法曹会HP:http://www.waseda-legal-alumni.jp/

 

┏━ Index ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃○ 修習生だより(73期司法修習生 山本大介)
┃○ 総会オンライン開催案内
┃○ 記念講演会・懇親会(合格祝賀会)日程のお知らせ
┃○ 2020夏の講演会第1回開催報告・第2回企画のご案内
┃○ コロナ禍で困窮する学生支援へのご寄付のお礼
┃○ 稲門法曹奨学金への寄付方法(クレジットカード・ネット
┃  バンキング)のご案内
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  修習生だより
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        第73期司法修習生 山本大介

 会員の皆様には、平素より格別のお引き立てを賜り誠にありが
とうございます。
 第73期司法修習生の山本大介と申します。生まれ育った千葉で
修習をしております。
 新型コロナウイルスの被害に遭われた方々には心よりお見舞い
申し上げます。再び感染者数が増加している現状で大変恐縮では
ございますが、千葉修習の様子をご報告させていただきたく存じ
ます。

 千葉修習では、修習生が1班あたり16,7人の4つの班に分
かれ、総勢67人で修習に取り組んでいます。大都市部の修習地
よりも人数は少ないため、他班の修習生とも交流を深めつつ、修
習に臨むことができております。

 私は、既に民事裁判・検察・刑事裁判の修習を終えています。
 緊急事態宣言の影響を受け、4月8日から5月末日まで自宅待機
を命じられたため、第2、第3クールの検察、刑事裁判修習を満
足に行うことができませんでした。しかし、指導担当検察官・裁
判官の方々のご尽力のおかげで、取調べや裁判員裁判の評議を体
験することができたため、各修習の醍醐味は味わえたのではない
かと思います。刑事分野の実務修習の大半が自宅修習となってし
まったことは大変残念でしたが、未曾有の事態の中で法曹として
いかなる活動ができるのか、自分はどのように世の中に役立つこ
とができるのか、といったことを悶々と考え、自身の思い描く法
曹像を考え直す良い期間になりました。

 そして、現在は、実務修習の最後のクールとして、弁護修習に
励んでおります。
私が配属されている千葉県松戸支部の弁護修習の特色として、弁
護士2人1組の指導担当チームを作っているため、2箇所の弁護
士事務所で修習できるという点があります。大事務所内での先生
のお仕事の様子と、一人事務所でのお仕事の様子のどちらも拝見
できる制度となっております。そのため、仕事内容の違いだけで
なく経営面での違いも肌で感じることができ、学びの多い修習と
なっています。
 先日、船舶執行の現場に同席させていただき、執行官への占有
の移転方法等を実際に確認することができました。小型船舶に乗
ることが初めてだったことや、船舶内の動産の撤去が想像以上に
苦戦を強いられたことから、非常に印象深い事件となっておりま
す。コロナの情勢で事件が延期になっている中で、このような珍
しい場面への立会いが叶ったことは、非常に良い経験になりまし
た。
 
 委員会にも多く出席させていただき、千葉県内の個性豊かな先
生方と交流させていただきました。気さくで面倒見の良い先生が
多く、先生方の仕事への姿勢を伺うだけでなく、進路相談にも乗
っていただけたこと、大変感謝しております。美味しいごはんを
ご馳走になったおかげで、ズボンのベルトの穴は1つ緩くなりま
した。幸い、長梅雨の影響で例年より気温が下がっているため、
体重の増加による影響は感じておりません。

 千葉修習では、8月後半から集合修習が始まります。実務修習
で学んだ知見を最大限に生かして、実りある修習にしたいと思い
ます。
 拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうござい
ました。今後ともよろしくお願い致します。

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  10/3(土)総会オンライン開催案内
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                  稲門法曹会事務局


 今般の新型コロナウイルスの感染拡大を受け、今年度の総会に
つきましては、インターネットを利用したオンライン会議での開
催とさせていただきたく、ご案内申し上げます。
 会員の皆様におかれましては、下記フォームよりご出欠のご連
絡をお願いいたします。


■出欠確認票フォーム
https://forms.gle/SJ3o4KuSs5v4Bk357


■概要
1 開催日時:2020年10月3日(土)13:30~14:30
2 開催場所:オンライン開催(Zoom使用)
3 総会議事予定:理事の選任、報告事項(事業実施状況等) 等

 ※ご参加方法につきましては、ご出席のご連絡をいただいた皆様
に、後日メールにてご案内致します。
 ※Zoomでのご参加には、インターネットに接続できるパソコン、
タブレット、またはスマートフォンが必要です。


最新情報はWebサイトにて更新いたします。
http://waseda-legal-alumni.jp/?p=1323

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  記念講演会・懇親会(合格祝賀会)日程のお知らせ
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                 稲門法曹会事務局

 例年総会と同日開催しておりました記念講演会・懇親会(合格祝
賀会)につきましては、今年度の司法試験の実施が延期されている
状況に鑑み、下記日程を予定しております。ご参加のお申し込み方
法につきましては、追ってメールマガジン・Webサイトにてご案内
致します。
※状況に鑑み、延期される場合があります。延期の場合も、メール
マガジン・Webサイトにてお知らせ致します。

1 開催日時:2021年2月6日(土)
  11:30~12:15 記念講演会
  12:15~12:30 写真撮影
  12:30~14:30 懇親会(合格祝賀会)

2 開催場所:リーガロイヤルホテル東京3階 ロイヤルホール


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  2020夏の講演会第1回開催報告・第2回企画のご案内
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         稲門法曹会事務局 稲村宥人

 去る2020年8月4日、稲門法曹会「夏の講演会企画」が開
催されました。
 この企画は、昨年好評を博した稲門法曹会「春の講演会企画」
の第2弾であり、本年は、新しい試みとして、同じ職域稲門会であ
る「ファイナンス稲門会」との共催での開催となりました。
 また、新型コロナウイルス感染症が広がるなかでの開催であった
ため、はじめてウェブ会議システムZOOMを利用した完全オンライ
ン方式で開催いたしました。
 このような初の試みにも関わらず、参加者は40名をかぞえ、オ
ンライン形式の講演会としては、多数の方にご参加いただけました。

 今回は、早稲田大学の卒業生であり、現在は、飛騨信用組合常勤
理事兼総務部長・フィンテックプロジェクトチームリーダーとひだ
しんイノベーションパートナーズ株式会社で代表取締役社長を務め
る古里圭史様を講師にお迎えしての講演会でした。
 
 「コミュニティファイナンスによる元気な地域づくり~飛騨高山
での実践から~」と題した今回の講演会では、古里様が主導した飛
騨高山地域の電子地域通貨である「さるぼぼコイン」のご紹介と、
「さるぼぼコイン」を用いた、地域活性化のあり方や、今後の展開
について様々なお話をいただきました。
 特に法曹として興味深かったのは、「さるぼぼコイン」について
様々法的課題があり、それを乗り越えるにあたり弁護士の力が必要
不可欠であったこと、できれば地元の弁護士さんと力を合わせて、
このような地域活性化の取り組みをしていきたいとお話されていた
ことでした。
 地域活性化というと、弁護士からはなかなか縁遠い世界のように
思われがちですが、まだまだ法曹が活躍しなければならない場は多
くあると実感できた講演会でした。

 講演会のあとは、懇親会に代わり「ZOOM飲み会」を実施しました。
ZOOM飲み会では、ワセメシのひとつである「メーヤウ」の話で盛り
上がるなど、稲門会らしい早稲田愛にあふれる会話が繰り広げられま
した。
 
 なお、この講演会は9月にも同じく古里様をお迎えして、今度は
「さるぼぼコイン」や地域活性化の中で障害となる法的課題のお話
をしていただくことになっております。
 これらから、地域活性化の分野に挑戦したいという方、業務範囲
を拡大したいと思われる方必聴です。日程が決まりましたらまたメ
ールにてご連絡しますので、ぜひみなさまお誘い合わせの上ご参加
いただければ幸いです。

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 コロナ禍で困窮する学生支援へのご寄付のお礼
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 以前のメルマガに掲載致しました、緊急支援金へのご支援の
お願いにつきまして、校友会よりお礼とご報告のメールがござ
いました。
 全文について下記早稲田大学Webページにも掲載されておりま
すのでご紹介いたします。

コロナ禍で困窮する学生支援へのご寄付のお礼
https://kifu.waseda.jp/contribution/w_supporters-covid19


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  稲門法曹奨学金への寄付方法(クレジットカード・ネットバン
 キング)のご案内
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  早稲田大学大学院法務研究科では、優秀な法曹として嘱望さ
 れる能力を持ちながら、経済的な理由から修学が困難な学生に
 対し、その夢や志を断念することのないよう「稲門法曹奨学金」
 を設置し、皆さまのご支援・ご協力をいただいております。

 「稲門法曹奨学金」は、皆さま方からの毎年の寄付金により運営
 されるものであり、次年度以降も奨学金を継続するために、さら
 に皆さま方からの募金のご協力を仰がねばなりません。

 何とぞ、奨学金募金の趣旨をご理解いただき、暖かなご支援と
 ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

  なお、Webサイトから、クレジットカード・ネットバンキング
 でご寄付いただくことも可能ですのでご案内申し上げます。


 ≪早稲田大学へのご支援をお考えの方へ≫

  https://kifu.waseda.jp/

1)右上の「寄付をする」をクリック

2)下記の条件に同意し「寄付を申し込む」をクリック

3)入力サイトでは以下の通り区分の入力をお願いします。
 申込者区分:個人

 寄付の種類:奨学金
 ※奨学金を選択すると、下段に指定先が出てきます

 指定先:稲門法曹奨学金

 上記を選択のうえ、お申込みをお願いいたします。

 
  本学の伝統を受け継ぎ、進取の精神をもって法のもとに正義を
 貫く志の高い優秀な稲門法曹を一人でも多く育成することを念願
 し、法科大学院の学生のための奨学金として「稲門法曹奨学金」
 を創設し、これまで支援を行ってまいりました。


  法曹として第一線で活躍されている校友および関係者に募金を
 呼びかけ、これまで多額の浄財が寄せられております。稲門法曹
 の皆様の熱意に厚く御礼申し上げるとともに、引き続きご支援賜
 りますよう、よろしくお願い申し上げます。

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【発行】稲門法曹会
 〒169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1法務教育研究センター内
     Tel:03-3208-9592 e-mail: tohmon-jimu@list.waseda.jp
    URL: http://www.waseda-legal-alumni.jp/
 ※配信停止をご希望の方は、タイトルに「配信停止」、本文に
「氏名」を記載のうえ、legal-alumni@list.waseda.jp までお送り
ください。
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