メールマガジン

稲門法曹会メールマガジン No.2025-12 2025/12/10 第158号


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Index

  • 修習生だより(第78期司法修習生 大城 裕登)
  • 2025/11/1(土)・11/2(日)
     早稲田大学野球部 早稲田大学 vs 慶應義塾大学戦 観戦報告
  • 稲門法曹の新刊(2025年9月~2025年11月)
  • 【PICK UP】早稲田大学関連トピック
  • 稲門法曹奨学金への寄付方法(クレジットカード・ネットバンキング)のご案内

修習生だより

第78期司法修習生 大城 裕登

師走の候、早春の息吹も遠くなり、一層寒さが厳しくなります折、いかがお過ごしでしょうか。
12月号にて修習生だよりを担当させていただく第78期司法修習生の大城裕登と申します。何卒よろしくお願い申し上げます。

私は、沖縄の地にて修習を行っているところですが、沖縄の冬は風が強いという特徴があるため、依然気温は20度台を保ってはいるものの、半袖のかりゆしウェア着用での登庁を断念せざるを得ない日も度々訪れるようになりました。

そして、分野別修習は4クール全ての日程が終了し、最終クールである選択型修習に突入いたしました。

修習での充実した時間が過ぎていくことを心惜しく感じると共に、着々と法曹としてのスキルが磨かれていくのを日々実感し、法曹として会員の皆様と同じフィールドに立つことを心待ちにしているところです。

ここまでの分野別修習では、毎日新しい気づきがあり、大変刺激的な日々を過ごすことができております。特に、これまで私が修めてきたのは、あくまで司法試験対策としての法律学に過ぎなかったということを痛感する機会が多くあります。

必死に暗記した判例や学説を、顔の見えないXさんやYさんに適用するという作業ではなく、現に紛争を抱えている目の前の1人の人間に対して、その意向を具体的に把握し、適切な選択肢を法的に構成し、さらにその選択肢を当事者の理解可能な説明に再構成するといった作業を完璧にこなし続ける必要があることに気づくとともに、これを可能にするためのスキルを磨いてきていなかったことに焦りを覚え、多くを吸収しようと努める日々を過ごしています。

プライベートでは、出身地での修習地ということもあり、地元の友人達と昔話に花を咲かせたり、修習生同士で海水浴やゴルフに興じたりしております。特に、今年は戦後80年ということで、戦争をテーマにした映画やイベントが多く催行されているため、平和学習をする貴重な機会も得ることができております。

このように遊興には事欠かない沖縄生活ですので、ついつい修習専念義務を失念してしまうことも何度かありました。起案した本数をダイビングの本数が上回りかけてしまったことも何度かございました。

そして、先日、令和7年度の司法試験の合格発表がございました。この1年は大変濃密で、瞬く間に過ぎてしまったと感じるとともに、稲門法曹界の一員として新たな会員の方の力になれるような立派な法曹になろうと決意を新たにしたところでございます。

目前に迫っている法曹としてのスタートラインを勢いよく飛び出すため、残りの修習も全力で励んで参ります。

会員の皆様におかれましては、寒ささらに募る時節柄、どうぞお風邪など召されませぬよう、健康には十分に御留意賜りますようお願い申し上げます。
今後とも相変わらぬご指導賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。


2025/11/1(土)・11/2(日)

早稲田大学野球部
早稲田大学 vs 慶應義塾大学戦 観戦報告

稲門法曹会スポーツ観戦部

本年11/1(土)・11/2(日)の二日間にわたり、明治神宮球場にて開催された東京六大学野球2025秋季リーグ戦・秋の早慶戦の応援企画の御報告です。

昨年の秋にスタートし、通算3回目の実施となる本企画ですが、回を追うごとに徐々に参加者の数も増え、今回は初の土日両日実施となりました。

東京六大学野球連盟100周年のメモリアルイヤーである今年、早稲田大学にとってはリーグ戦4連覇&通算50回目の優勝の懸かった極めて重要なシーズンとなりました。

残念ながら既に明治大学の優勝が確定してしまっている中で迎えた最終週・早慶戦でしたが、快晴の神宮球場は朝早くから両校関係者で賑わい、華の早慶戦の応援席は両日とも超満員の大盛況となりました。

土曜日の一回戦は幸先良く5対3で早稲田が勝利。前半は投手戦で物静かな展開でしたが、8回表の一挙4得点で早稲田が慶應を突き放しました。

続く日曜日の二回戦も前日の波に乗って早稲田が3対0の完封勝利を収め、見事連戦を制して勝ち点獲得。優勝こそ逃したものの、リーグ2位を獲得することができました。

最終回には、今季で引退してプロ野球入りする伊藤樹達投手(スポーツ科学部4年/東北楽天ゴールデンイーグルス2位指名)・田和廉投手(教育学部4年/読売ジャイアンツ2位指名)が登板し、二人の神宮での最後の勇姿を見ることができたのも感動的でした。

今後も稲門法曹会スポーツ観戦部の企画を充実させていきたいと考えておりますので、御興味がある方は是非奮って御参加ください。

稲門法曹会スポーツ観戦部
https://www.facebook.com/groups/1280792883189603

(参加資格等)

  • プライベートグループで、参加は承認制です。
  • 稲門法曹会の部活動なので、稲門法曹会の会員もしくは事務局等関係者に限ります。
  • 上記参加資格に合致する方は、申請があれば原則として承認いたします。
  • ただし、シクミネット登録、会費納入などの関係、あるいは不適切な書き込み等の関係で、ご退席をお願いする可能性があります。
  • 当面の運用責任は、東京支部(東弁)の河﨑健一郎(61期、LS1期、事務局次長、常任理事)が行います。

稲門法曹の新刊

(2025年9月~2025年11月)

※成文堂インターネット書店
https://seibundoh.co.jp/shoten
の新刊書籍より抜粋

  • 近江幸治「民法講義0[第2版]ゼロからの民法入門」成文堂
  • 松原芳博「刑法総論 [第4版]」日本評論社
  • 山野目章夫「不動産登記法概論[第2版]」有斐閣
  • 山本研「倒産法総合事例演習」信山社
  • 愛敬浩二「政治文化としての立憲主義」日本評論社
  • 髙中正彦「法曹倫理[第2版]」民事法研究会
  • 長谷部恭男「思惟と対話と憲法と」勁草書房
  • 水町勇一郎「詳解労働法[第4版]」東京大学出版会
  • 青木則幸「棚卸資産担保金融の対抗関係の規律」早稲田大学出版部
  • 竹村和也「実践・最新テーマ別労働法実務⑩懲戒の法律実務」旬報社
  • 甲斐克則「因果関係と過失犯論・共犯論」成文堂
  • 浦川道太郎ほか編集委員「不法行為法研究6」成文堂
  • 棚村政行ほか「民法7親族・相続[第8版]」有斐閣
  • 後藤巻則ほか「条解・消費者三法 [第3版]」弘文堂
  • 高橋則夫ほか編著「修復的正義の現在/西村春夫先生追悼論文集」成文堂
  • 長谷部恭男ほか編「憲法判例百選Ⅰ[第8版]」「憲法判例百選Ⅱ[第8版]」有斐閣
  • 多田敏明・藤井健一ほか編著「競争法インデックス」商事法務
  • 関口智弘ほか「事業譲渡の実務[第2版]」商事法務
  • 猿倉健司編著「廃棄物リサイクル・資源循環の法規制とリスク管理」きんざい
  • 篠原一生ほか「スタートアップのエクイティファイナンス重要ポイント50」中央経済社
  • 児玉晃一ほか編「外国人刑事弁護マニュアル[改訂第4版]」現代人文社
  • 武内優宏ほか「Q&A離婚後の法律実務」日本加除出版
  • 久保田隆ほか編「ウィーン売買条約と仲裁の実務と理論」中央経済社
  • 山野目章夫ほか編集代表「詳細・登記六法2026年版」きんざい
  • 芦原一郎監修「裁判例分析にみる労務トラブルの争点と対応実務」中央経済社
  • 粟田口太郎ほか編著「事業性融資推進法および企業価値担保権の課題と展望」武蔵野大学出版会
  • 古西桜子ほか編著「利用規約作成のポイント」中央経済社
  • 松澤伸=K・ヌオティオ編著/松澤伸監訳「刑法学方法論/芸術か政治か科学か?」成文堂
  • 松澤伸監訳「タチアナ・ヘルンレ刑罰論集/表出的刑罰論と犯罪被害者の意義」成文堂

【PICK UP】早稲田大学関連トピック


稲門法曹奨学金への寄付方法

(クレジットカード・ネットバンキング)のご案内

(以下、原文全文)


【発行】稲門法曹会
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法務教育研究センター内

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