2026/1/10 第159号
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━ Index ━
〇修習生だより(第78期司法修習生 奥田玄介)
〇2025/11/22(土)2025年度稲門法曹会理事会・総会 開催報告
〇2025/11/22(土)2025年度司法試験合格祝賀会 開催報告
〇法学学術院・定年退職教員最終講義
〇稲門法曹奨学金への寄付方法(クレジットカード・ネットバンキング)のご案内
◆ 修習生だより ◆
第78期司法修習生 奥田玄介
稲門法曹会 会員の皆様 謹んで新年のご祝辞を申し上げます。 会員の皆様におかれましては、健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。 旧年中は皆様からのご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。 第78期司法修習生の奥田玄介と申します。
私は札幌にて修習生活を過ごしております。分野別修習、選択型修習を終え、まもなく始まる集合修習のために和光市への引っ越しの準備をしているところです。
北海道には修習で初めて訪れました。部屋探しの内見のために札幌に来たときには偶然にも札幌雪まつりの時期でした。氷の結晶が織りなす彫像の迫力に寒さを忘れさせる熱気を感じた事を覚えております。 現在札幌は最高気温が-5℃、最低気温が-8℃、道路には除雪された雪が私の背丈を超える高さに積み上がっています。道路はスケートリンクと化し、始めは戸惑いつつはしゃいでいた私も今では澄ました顔で歩けるようになりました。
札幌での分野別修習は、これまでの学習を実務にどのように活かすかを考える毎日でした。
裁判修習では、特に手続に関する条文を六法で何度も確認しました。実務に出る前に恥をかいておこうと当たり前の疑問を投げかけると、どの裁判官も丁寧に解説してくださり、修習の先輩方の温かさを感じました。司法試験の科目ではない分野においても、経験に基づく幅広い知見を有しており、法律学の奥深さを感じるとともに、実務に出てからこそ知識の向上に努める必要があることを学びました。
検察修習では、公判に向けた証拠構造を意識しながら、犯行の各瞬間をフィルムの一部を切り取ったように、誰が見ても伝わる調書に残すことの難しさを実感しました。被疑者とはいえ対等であり、対話を通して自身の行為に向き合ってもらいたい、と取り調べに臨みました。
弁護修習では、札幌の企業法務で有名な事務所にてお世話になりました。 企業における裁判となる紛争の前段階の交渉過程を見ることができる貴重な経験でした。対応の迅速性、顧問先への的確な助言、業務に向き合う姿勢等、今後の目標となる弁護士に帯同させていただきました。
選択型修習では、少年事件と子どもの権利委員会提供のプログラムを受講しました。児童相談所や児童養護施設に訪問し、職員の方から貴重なお話を伺うことができました。成長環境が要因で将来の選択肢が狭まってしまうという子どもたちにとってどうすることもできない理不尽に対して、法曹としてできることがないか、その一助を担いたいと考えさせられました。
プライベートでは、広大な北海道の土地を満喫することができました。 エスコンフィールドでの野球観戦、旭山動物園、富良野ラベンダー、函館の五稜郭と夜景、知床の大自然、網走監獄、帯広のばんえい競馬等々、札幌を中心に東西南北レンタカーを走らせました。往復6時間以上の移動にも慣れ、車内での会話も耐えず、同期との関係性を築くことができました。当初、北海道の大きさを甘く見て無謀な旅行計画を立てていた私も、札幌と函館間は4時間以上要する現実を知り、札幌を訪れる友人を諭す立場になりました。
各地では食も楽しみました。 新鮮な海の幸、ジンギスカン、ソフトクリーム、メロン、ラーメン、夜パフェ、お酒等々、何を食べても美味しく、体重の増加は避けられません。人気店は開店前から長蛇の列で、寿司やラーメンは2時間待ちになることもあります。すすきの周辺は深夜までお店を営業していることも多く、深夜にラーメンを食べにいくということも頻繁にありました。
札幌を離れることにこんなにも寂しさを感じるとは思っておらず、司法修習を通して、これまで関わりのなかった土地にて生活をし、現地の文化や人々と交流することができること、修習の縁に有り難みを感じています。
まもなく始まる集合修習では、実務に出る最終準備期間として研鑽し、二回試験に万全な状態で挑むことができるように尽力いたします。
寒さに厳しき折、会員の皆さまにおかれましては、何卒ご自愛ください。 本年が会員の皆さまにとって幸多き一年となりますこと、ならびに本年も変わらぬご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。
◆ 2025/11/22(土)2025年度稲門法曹会理事会・総会 開催報告 ◆
2025/11/22(土)早稲田大学27号館202教室にて、稲門法曹会理事会・総会が実施されました。
会費納入状況や事業実施状況、法科大学院・法学部の現状について報告がなされました。
現地では、理事会について30名、総会について33名の方にご出席いただきました。
現地・WEBにてご参加いただいた皆様におかれましては、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
◆ 2025/11/22(土)2025年度司法試験合格祝賀会 開催報告 ◆
去る11月22日、九段下の九段会館にて司法試験合格祝賀会を開催いたしました。
合格者118人、稲門法曹会会員59人、教員16人、計193名の皆様にご参加いただきおかげさまで盛会のうちに終えることができました。
当日は先輩方から温かい励ましのお言葉を頂戴し、非常に有意義な交流の場となりました。
これもひとえに皆様のご支援とご協力の賜物と、心より感謝いたします。
今後ともご協力を賜りますよう何卒よろしくお願いいたします。
◆ 法学学術院・定年退職教員最終講義 ◆
一般の方も聴講が可能ですので、ふるってご参加ください。 “オンライン講義”とある場合、詳細が確定次第、下記ホームページにて情報を更新いたします。
谷 昌親先生 視覚論によるモダニズム再考 2026年1月31日(土)14:00~16:00(対面講義) 早稲田キャンパス・8号館313教室
道垣内 正人先生 国際私法と他の法分野 2026年1月27日(火)13:10~14:50(対面+オンライン講義) 早稲田キャンパス・26号館B104室
中島 徹先生 憲法と想像力-日本国憲法で考えるいま 2026年3月14日(土)14:00~16:00(対面) 早稲田キャンパス・8号館106教室
原田 俊彦先生 (終了しました) republicについての歴史的検討 2025年12月22日(月)18:55~20:35(対面講義) 早稲田キャンパス・8号館B107教室
詳しくはホームページをご参照ください。
https://www.waseda.jp/folaw/law/news/2025/12/22/20958/
◆ 稲門法曹奨学金への寄付方法(クレジットカード・ネットバンキング)のご案内 ◆
早稲田大学大学院法務研究科では、優秀な法曹として嘱望される能力を持ちながら、経済的な理由から修学が困難な学生に対し、その夢や志を断念することのないよう「稲門法曹奨学金」を設置し、皆さまのご支援・ご協力をいただいております。
「稲門法曹奨学金」は、皆さま方からの毎年の寄付金により運営されるものであり、次年度以降も奨学金を継続するために、さらに皆さま方からの募金のご協力を仰がねばなりません。
何とぞ、奨学金募金の趣旨をご理解いただき、暖かなご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
なお、Webサイトから、クレジットカード・ネットバンキングでご寄付いただくことも可能ですのでご案内申し上げます。
≪早稲田大学へのご支援をお考えの方へ≫
1)右上の「寄付をする」をクリック
2)下記の条件に同意し「寄付を申し込む」をクリック
3)入力サイトでは以下の通り区分の入力をお願いします。
**申込者区分:**個人
**寄付の種類:**奨学金 ※奨学金を選択すると、下段に指定先が出てきます
**指定先:**稲門法曹奨学金(指定なし) 稲門法曹奨学金(法学未修者向け)
上記どちらかを選択のうえ、お申し込みをお願いいたします。
本学の伝統を受け継ぎ、進取の精神をもって法のもとに正義を貫く志の高い優秀な稲門法曹を一人でも多く育成することを念願し、法科大学院の学生のための奨学金として「稲門法曹奨学金」を創設し、これまで支援を行ってまいりました。
法曹として第一線で活躍されている校友および関係者に募金を呼びかけ、これまで多額の浄財が寄せられております。稲門法曹の皆様の熱意に厚く御礼申し上げるとともに、引き続きご支援賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
【発行】稲門法曹会 〒169-8050東京都新宿区西早稲田1-6-1法務教育研究センター内 e-mail:tohmon-jimu★list.waseda.jp ※(★)を@に読みかえてください URL:http://www.waseda-legal-alumni.jp/ ※配信停止をご希望の方は、タイトルに「配信停止」、本文に 「氏名」を記載のうえ、legal-alumni★list.waseda.jpまでお送り ください。※(★)を@に読みかえてください