メールマガジン

稲門法曹会メールマガジン 第104号 No.2021-6

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   稲門法曹会メールマガジン No.2021-06


                   2021/6/10 第104号

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◇このメールマガジンは、稲門法曹会会員専用システムにメール
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◇稲門法曹会HP:http://www.waseda-legal-alumni.jp/

 

┏━ Index ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃○修習生だより(74期司法修習生 渡邉美佳子  )
┃○稲門法曹会 連続講演会企画のお知らせ
┃○令和3年度司法試験短答式結果
┃○ 【PICK UP】早稲田大学関連トピック
┃○ 稲門法曹奨学金への寄付方法(クレジットカード・ネット
┃  バンキング)のご案内
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  修習生だより
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               第74期司法修習生 渡邉美佳子

 会員の皆様には、平素より格別のお引き立てを賜り、誠にありがと
うございます。第74期司法修習生の渡邉美佳子と申します。 コロナ
ウイルスの脅威が収まらぬなか、大変恐縮ではございますが、修習
生としての生活についてご報告させていただきたく存じます。

 現在私は、さいたまの地で第1クールの弁護修習に励んでおります。
さいたまというと某有名漫画の影響で、「東京地裁に行くのには通行
手形が必要になるのではないか」「何かにつけそこら辺の草を食わさ
れるのではないか」といったイメージをお持ちの方もいらっしゃるもし
れません。しかしそんなことは全くなく、地裁や検察庁のある浦和周
辺には様々な飲食店があり、指導担当の先生には毎日美味しいお
食事をご馳走していただいております。もちろん東京地裁にも、電子
マネーだけで行くことができます。

  私が弁護修習に来て驚いたことは、特別法に触れる機会の多さで
す。最も目にする機会があるのは、「暴力団員による不当な行為の
防止等に関する法律」通称暴対法です。指導担当の先生が民事介
入暴力対策委員として、組長訴訟(暴力団組員の不法行為責任を
使用者である組長に問う訴訟)等を多く扱っていらっしゃるので、関
連する記録を読ませて頂いたり、相談に同席させて頂いたりしてい
ます。ある人が暴力団に所属しているかを確かめるため、暴力団に
対して弁護士会照会を行うことがあると教わったときには、弁護士会
照会にはそのような使い方もあるのかと驚きました。また、最近の破
門状はハガキで出すことが多いという業界トレンドやケツモチ、唄う
(捜査機関の取調べで自白すること)、菱(山口組のこと)といった隠
語にも少し詳しくなりました。

  弁護修習は様々な驚きに溢れていて、弁護士というシノギ(仕事)
の奥深さや面白さを知る毎日です。同時に自分の浅学非才を痛感
しますが、自学自修を怠らず、残りの修習もイモ引くことなく(臆する
ことなく)全力で取り組んでいきたいと思います。拙文ではございまし
たが、最後までお読みいただきありがとうございました。
              

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  稲門法曹会 連続講演会企画のお知らせ
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 大好評をいただき、恒例となってまいりました
「稲門法曹会 連続講演会企画」

 2021年度は、破産・再生にフォーカスしてテーマを設定しました。
顧問弁護士として事業者のサポートをする際に知っておきたい必
須の知識を、「個人事業主」「中小企業」それぞれにフォーカスして
ご講演いただきます。
 奮ってご参加ください!

 お申込みは、第1回、第2回ともにこちらのフォームから。
https://forms.gle/SDgy2Rk2j4b5AFZQ6

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第1回
新型コロナ下での個人の私的整理・個人再生・破産
~コロナ禍で苦しむ個人事業主を中心として~
日時:2021年7月8日(木)19時から(最大2時間程度)
開催場所:オンライン(Zoom)

講師:
佐藤三郎先生(第一東京弁護士会)
島田敏雄先生(第一東京弁護士会)

講演の主なテーマ:
・破産を回避するための各種支援策
・自然災害ガイドラインのコロナ特則の活用
・個人再生による債務の大幅な圧縮
・破産による抜本的な生活の再建


第2回
新型コロナ下での中小企業の事業再生・廃業支援
~コロナ禍で苦しむ中小企業を中心として~
日時:2021年7月29日(木)19時から(最大2時間程度)
開催場所:オンライン(Zoom)

講師:
堀口真先生(第一東京弁護士会)

講演の主なテーマ
・コロナ禍での中小企業に対する各種支援策
・中小企業再生支援協議会による
事業再生スキーム・新型コロナ特例リスケジュール
・廃業支援(破産を回避した廃業を目指すには)
・代表者破産の回避

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  令和3年度司法試験短答式結果
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 令和3年6月3日、令和3年司法試験短答式の結果が発表されま
した。

 全体では採点対象者数3,424名に対し、合格者は2,672人でした。

 ※昨年度
 受験者数:3,664人 合格者数:2,793人
 合格率:76.23%
 
 早稲田大学大学院法務研究科は、受験者数231人に対し合格者
数は195人、合格者数は1位となりました。2位は中央大学(合格者
数194人)、3位は慶應義塾大学(合格者数192人)でした。

 合格率では、本校は84.42%であり、大規模校(早慶、東大、京大、
一橋、中央)の中でみると、京都大学、慶應義塾大学に次いで3位
でした。昨年までの成績と比べると、躍進と言えます。

 短答式結果の詳細は下記URL(法務省サイト)をご覧ください。
http://www.moj.go.jp/jinji/shihoushiken/jinji08_00051.html

 なお、最終合格発表は、令和3年9月7日(火)の予定です。
               
                
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   【PICK UP】早稲田大学関連トピック
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 ■大学院合同説明会(2021年6月12日(土) 12:00~17:00)
   https://www.waseda.jp/inst/admission/graduate/visiting/
 ■青年法律家協会からのご案内
   https://www.waseda.jp/folaw/gwls/news/2021/05/20/10405/
 ■「学生生活・学修行動調査」から分かる早大生の学びと生活の
   実態
  https://www.waseda.jp/inst/weekly/feature/2021/04/26/85732/
 ■「チームのために」「早稲田のために」 新生野球部が抱く早慶戦
  への決意
  https://www.waseda.jp/inst/weekly/feature/2021/05/24/86917/
 ■緊急事態宣言再延長後の授業形態とPCR検査について
  https://www.waseda.jp/top/news/73111

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  稲門法曹奨学金への寄付方法(クレジットカード・ネットバン
 キング)のご案内
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  早稲田大学大学院法務研究科では、優秀な法曹として嘱望さ
 れる能力を持ちながら、経済的な理由から修学が困難な学生に
 対し、その夢や志を断念することのないよう「稲門法曹奨学金」
 を設置し、皆さまのご支援・ご協力をいただいております。

 「稲門法曹奨学金」は、皆さま方からの毎年の寄付金により運営
 されるものであり、次年度以降も奨学金を継続するために、さら
 に皆さま方からの募金のご協力を仰がねばなりません。

 何とぞ、奨学金募金の趣旨をご理解いただき、暖かなご支援と
 ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

  なお、Webサイトから、クレジットカード・ネットバンキング
 でご寄付いただくことも可能ですのでご案内申し上げます。


 ≪早稲田大学へのご支援をお考えの方へ≫

  https://kifu.waseda.jp/

1)右上の「寄付をする」をクリック

2)下記の条件に同意し「寄付を申し込む」をクリック

3)入力サイトでは以下の通り区分の入力をお願いします。
 申込者区分:個人

 寄付の種類:奨学金
 ※奨学金を選択すると、下段に指定先が出てきます

 指定先:稲門法曹奨学金

 上記を選択のうえ、お申込みをお願いいたします。

 
  本学の伝統を受け継ぎ、進取の精神をもって法のもとに正義を
 貫く志の高い優秀な稲門法曹を一人でも多く育成することを念願
 し、法科大学院の学生のための奨学金として「稲門法曹奨学金」
 を創設し、これまで支援を行ってまいりました。


  法曹として第一線で活躍されている校友および関係者に募金を
 呼びかけ、これまで多額の浄財が寄せられております。稲門法曹
 の皆様の熱意に厚く御礼申し上げるとともに、引き続きご支援賜
 りますよう、よろしくお願い申し上げます。


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【発行】稲門法曹会
 〒169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1法務教育研究センター内
    e-mail: tohmon-jimu@list.waseda.jp
    URL: http://www.waseda-legal-alumni.jp/
 ※配信停止をご希望の方は、タイトルに「配信停止」、本文に
「氏名」を記載のうえ、legal-alumni@list.waseda.jp までお送り
ください。
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