メールマガジン

稲門法曹会メールマガジン 第106号 No.2021-8

-*–*–*–*–*–*–*–*–*–*–*–*–*–*–*–*–*–*–*–*–*–*–*-

   稲門法曹会メールマガジン No.2021-08


                   2021/8/10 第106号

-*–*–*–*–*–*–*–*–*–*–*–*–*–*–*–*–*–*–*–*–*–*–*-

◇このメールマガジンは、稲門法曹会会員専用システムにメール
 アドレスをご登録いただいた方へお送りしています。配信停止
 をご希望の方は、メール末尾の手順にてご連絡ください。

◇稲門法曹会HP:http://www.waseda-legal-alumni.jp/

 

┏━ Index ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃○修習生だより(74期司法修習生 山内志織 )
┃○ロースクール生だより(法務研究科3年 板橋和樹)
┃○連続講演会企画 第1回開催報告
┃○オンラインによる法律事務所・企業合同説明会のお知らせ
┃○ 稲門法曹奨学金への寄付方法(クレジットカード・ネット
┃  バンキング)のご案内
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
  修習生だより
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆

               第74期司法修習生 山内志織

会員の皆様には、平素より格別のお引き立てを賜り、誠にありが
とうございます。第74期司法修習生の山内志織と申します。

 私は現在、仙台で修習をしております。これまで育った東京を離
れ、修習を機に初めての一人暮らしを開始しました。仙台には今
まで旅行でしか訪れたことがなかったのですが、私の好きな小説
家の出身地が仙台であることや、東日本大震災から10年という節
目の年にぜひ東北に行ってみたいという思いから、仙台を修習地
に選びました。

 仙台は駅周辺のアーケード内に数多くの店舗が立ち並ぶほか、
最近ではおしゃれなカフェなども増えていて、暮らしていてとても楽
しい街です。
また、足を伸ばせば、石巻や秋保温泉など、観光地にも簡単にア
クセスできます。新型コロナウイルスの感染対策を徹底しつつ、ぜ
ひ修習中に仙台の魅力を満喫したいと思っています。

 今回、導入修習がオンラインで行われたため、同期や教官の方
々と直接対面する機会のないままスタートした分野別実務修習で
すが、同じ班の同期を中心にすぐに打ち解け、とても充実した日々
を過ごしています。特に、検察修習では修習生同士がペアを組ん
で協力して事件処理を行うため、同期と話したり相談したりする機
会も多く、同期の人となりを知ることができる大変良い機会になっ
たと思います。

 また、被疑者取調べ後の終局処分の検討や、裁判所での公判
傍聴を通じて、法曹三者が、それぞれの立場から被疑者・被告人
の今後の人生に大きな影響を及ぼす判断に関わっているという自
覚を強く持つことができました。

 もうすぐ刑事裁判修習も終わり、8月下旬からは弁護修習がはじ
まります。これまで検察、刑事裁判と刑事手続を中心に学んできた
ので、残暑にも負けず、気持ちを新たに弁護士の実務を幅広く学ん
でいきたいと思います。

 拙文ではございましたが、最後までお読みいただきありがとうござ
いました。

              

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
  ロースクール生だより
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆

         早稲田大学大学院法務研究科3年 板橋 和樹

  私は、早稲田大学大学院法務研究科3年生の板橋和樹と申し
ます。この度は、学生の私にこのような貴重な機会をいただきまし
て誠にありがとうございます。
 私は大学時代には高崎経済大学の地域政策学部に在籍し、地
域産業の活性化の方法などを学んでまいりました。私がロースク
ールへの進学を決めたのは、大学時代に履修した会社法の授業
がきっかけでした。地域産業がより競争力をもった活動ができる
ように貢献するためには、それまでに学んだことに加えて、法律を
知ることが必要であると感じ、ロースクールへの進学を決めました。

 ロースクール入学時は、ほぼ法律を学んだことのない状況でし
たが、1年目は、新たな知識に触れられることに喜びを感じながら
日々過ごすことができました。しかし、3年生になった今は、新たな
知識を学ぶたびに、自分の知識不足や理解不足に気づかされ、
不安が押し寄せるようになってきました。出口のないトンネルに迷
い込んでしまったような感覚になることもあります。

 そんな中、先日、川島武宜先生のご著書の『ある法学者の軌跡』
を拝読し、あるエピソードを知りました。川島先生は、学生の頃、田
中耕太郎先生に法律が面白くないと言ったことがあるそうです。す
ると、田中先生は「学生時代から法律学が面白いなどと言うやつは
、大した人間ではない」とおっしゃったそうです。もちろん、第一人者
の先生方のいう面白いと私の面白いとでは次元が異なると思いま
す。それでも、ご高名な先生方も学問に悩んだ時期があるということ
は、大変励みになりました。

 今、私は、暗中模索の状態の中でもがいていますが、まずは目の
前の目標である司法試験の合格を勝ち取れるよう、そして、将来、
学部時代に学んだ知識も活かし、稲門法曹会の皆様のように活躍
する法律家となれるよう一歩ずつ進んでいきたいと思っています。

  
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
  連続講演会企画 第1回開催報告
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
 
 連続講演会企画 第1回開催報告

     稲門法曹会事務局
     早稲田リーガルコモンズ法律事務所京都オフィス 松坂拓也

 先日メールマガジンでもご案内差し上げた、【2021年度連続講演
会第1回】が7月8日の19時からZoomのオンライン講演会形式で開
催されました。
 第1回は「新型コロナ下での個人の私的整理・個人再生・破産~
コロナ禍で苦しむ個人事業主を中心として~」と題しまして、佐藤三
郎先生・島田敏雄先生(第一東京弁護士会)を講師にお迎えし、新
型コロナ下における個人の私的整理・個人再生・破産についてご講
演いただきました。

 本講演では、個人が使うことができる各種資金支援政策から、自
然災害ガイドラインを用いた私的整理の方法、各法的整理について
の書籍ではわからない現場での実務など、実践的な内容が盛りだく
さんでした。
 コロナの影響による一部の個人事業主の生活がひっ迫する中で、
依頼者から相談が用いられた際に求められることは有用な制度を
スピーディーに用いることかと思います。
本講演で様々な制度についての知識を蓄えられたことは、案件に対
して迅速に効果的な対応を取るための準備ができたということだと思
います。

 オンライン講演会では途中の入退室が起きやすいのですが、本講
演ではほとんど入退室はなく、最終的に本講演会には40名を超える
方々に参加頂くことができ大変な盛況となりました。

 運営事務局としましては、会員相互の交流や実務に役立つ知識の
共有を目的として、今後もこのような企画を継続的に実施していきた
いと思っております。
講演会のご希望、講演会に限らない各種親睦企画のご希望など、ぜ
ひ事務局宛にお寄せください。


◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
  オンラインによる法律事務所・企業合同説明会のお知らせ
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆

 ≪オンラインによる法律事務所・企業合同説明会≫

このたび、早稲田大学大学院法務研究科在学生・修了生を対象とし
た、2021年度秋の法律事務所・企業合同説明会をオンライン開催に
て予定しております。
ぜひご検討いただき、ご参加いただけますと幸いです。

【主催】早稲田大学大学院法務研究科 キャリア支援室

【開催日時】2021年9月29日(水)10:00頃開始 17:00頃終了(予定)
 ご登壇は上記日程を予定しておりますが、都合により日程を変更
する可能性もあるため 9月30日(木)のご都合もお伺いしておりま
す。
 また、ご登壇順は、勝手ながら当方にて調整させていただきます。
 登壇スケジュールが決まりましたら、8月23日以降に確認のご連絡
をさせていただきます。

【1社の所要時間】15分~20分

【実施方法】Zoomによるオンライン形式での説明会

【参加費】30,000円(税込)
 申請締切後、請求書をお送りいたします。振込期限は9月27日(月)
となります。
 入金が遅れる場合はご一報いただけますと幸いです。
 領収証については、入金確認後にお送りしますが、11月頃となる予
定です。
 返金は致しかねますので、予めご了承ください。

【参加対象者】早稲田大学大学院法務研究科の在学生、および修了

【問い合わせ先窓口一覧】
 個別の相談ブースは設けずに、説明会開始前に「法律事務所・企
業問い合わせ窓口一覧」を参加者へ送信する予定です。
 説明会後に参加者が直接担当者様へメールにて連絡し、個別にご
対応をしていただける場合は 申請フォームに連絡先、ご担当者名
などをご入力ください。

【配布資料】申請締切後、別途ご案内致します。
 ※紙媒体での配布は行いません。

【公開資料】本研究科webサイトにて企業名にリンクをはることが可能
です。
 ご希望の場合は、申請フォームにてURLを入力してください。
 ≪2021年春の合同説明会≫以下webサイトをご参照ください
https://www.waseda.jp/folaw/gwls/news/2021/05/17/10257/
※パンフレット等、紙媒体での配布は行いませんので、データ(または
リンクURL)でのご提供をお願いいたします。

【投影資料】各ご担当者様の操作にて、Zoomでの画面共有をによる投
影となります。
 ※当方へのデータ送付は不要です。また、当方での当日の画面共有
等の操作は行いません。

【実施方法】当方にてZoom設定を行います。詳細については、追ってお
送りいたします。

【ご申請期限】9月8日(水)11:59amまで
 ※誠に恐れ入りますが、登壇スケジュール等の調整のため、期日を過


のお申込みは受付できません。
 ※請求書等は締切後に発送いたします。
 ※お支払期間:9月8日(水)~9月29日(水) 左記期間外でのお振込み
の場合は、恐れ入りますがご一報いただけますようお願いいたします。
 ※振込先登録があらかじめ必要な場合はお知らせください。

【ご申請方法】
以下のURLより、申請フォームに入力・登録してください。
https://my.waseda.jp/application/noauth/application-detail-noauth?param=eC-AroXxenXUJnTcUj5tEg

【上記に関するお問い合わせ】
お問い合わせ:wls-career-seminar@list.waseda.jp
 ※誠に恐れ入りますが、メールでの受付のみとさせていただきます。

【事務所閉室期間】
誠に恐れ入りますが、以下期間中はご対応いたしかねますのでご了承ください。
事務所閉室期間:8月7日(土)~8月16日(月)
          

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
  稲門法曹奨学金への寄付方法(クレジットカード・ネットバン
 キング)のご案内
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆


  早稲田大学大学院法務研究科では、優秀な法曹として嘱望さ
 れる能力を持ちながら、経済的な理由から修学が困難な学生に
 対し、その夢や志を断念することのないよう「稲門法曹奨学金」
 を設置し、皆さまのご支援・ご協力をいただいております。

 「稲門法曹奨学金」は、皆さま方からの毎年の寄付金により運営
 されるものであり、次年度以降も奨学金を継続するために、さら
 に皆さま方からの募金のご協力を仰がねばなりません。

 何とぞ、奨学金募金の趣旨をご理解いただき、暖かなご支援と
 ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

  なお、Webサイトから、クレジットカード・ネットバンキング
 でご寄付いただくことも可能ですのでご案内申し上げます。


 ≪早稲田大学へのご支援をお考えの方へ≫

  https://kifu.waseda.jp/

1)右上の「寄付をする」をクリック

2)下記の条件に同意し「寄付を申し込む」をクリック

3)入力サイトでは以下の通り区分の入力をお願いします。
 申込者区分:個人

 寄付の種類:奨学金
 ※奨学金を選択すると、下段に指定先が出てきます

 指定先:稲門法曹奨学金

 上記を選択のうえ、お申込みをお願いいたします。

 
  本学の伝統を受け継ぎ、進取の精神をもって法のもとに正義を
 貫く志の高い優秀な稲門法曹を一人でも多く育成することを念願
 し、法科大学院の学生のための奨学金として「稲門法曹奨学金」
 を創設し、これまで支援を行ってまいりました。


  法曹として第一線で活躍されている校友および関係者に募金を
 呼びかけ、これまで多額の浄財が寄せられております。稲門法曹
 の皆様の熱意に厚く御礼申し上げるとともに、引き続きご支援賜
 りますよう、よろしくお願い申し上げます。


-*–*–*–*–*–*–*–*–*–*–*–*–*–*–*–*–*–*–*–*–
【発行】稲門法曹会
 〒169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1法務教育研究センター内
    e-mail: tohmon-jimu★list.waseda.jp ※(★)を@に読みかえてください
    URL: http://www.waseda-legal-alumni.jp/
 ※配信停止をご希望の方は、タイトルに「配信停止」、本文に
「氏名」を記載のうえ、legal-alumni★list.waseda.jp までお送り
ください。※(★)を@に読みかえてください
-*–*–*–*–*–*–*–*–*–*–*–*–*–*–*–*–*–*–*–*–