メールマガジン

稲門法曹会メールマガジン 第109号 No.2021-11

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   稲門法曹会メールマガジン No.2021-11


                   2021/11/10 第109号

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◇このメールマガジンは、稲門法曹会会員専用システムにメール
 アドレスをご登録いただいた方へお送りしています。配信停止
 をご希望の方は、メール末尾の手順にてご連絡ください。

◇稲門法曹会HP:http://www.waseda-legal-alumni.jp/


┏━ Index ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃〇修習生だより(74期司法修習生 小野瀬岳)
┃○ロースクール生だより(法務研究科2年 大野綾音)
┃○稲門法曹会記念講演会 講演動画 掲載のお知らせ
┃○新会員システム移行後ログインのお願い(再掲)
┃○【PICK UP】早稲田大学関連トピック
┃○稲門法曹奨学金への寄付方法(クレジットカード・ネット
┃ バンキング)のご案内
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  修習生だより
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                第74期司法修習生 小野瀬岳

 会員の皆様には、平素より格別のお引き立てを賜り、誠にありが
とうございます。第74期司法修習生の小野瀬と申します。

 現在私は、盛岡で第3クールの修習に励んでおります。ぜひ盛岡
で修習したいと思っていたので、大変楽しく修習を過ごさせていた
だいております。

 刑事裁判修習を通して、裁判官の仕事だけではなく、弁護人や検
察官の仕事や役割の在り方についてよく勉強させていただいている
日々を過ごしております。起訴状一本主義の下、公判廷で初めて証
拠の取調べ請求をうける裁判官が、場合によっては証拠を厳選し、
取調べの必要性を判断していく、瞬発力のようなものに感銘を受け
ました。弁護人の被告人質問では、例えば情状面の立証ひとつとっ
ても弁護人ごとにやり方が異なり、それぞれの方の工夫を見て非常
に勉強になりました。弁護修習でお世話になる事務所の先生にじっ
くり付かせていただいて学ばせていただくのとは、また少し異なっ
た形での学びの得方であり、分野別実務修習においてはどのクール
であっても法曹三者それぞれの在り方について学ぶことができるの
だなと感じました。

 第4クールが終わると、選択型実務修習や全国プログラム修習が
実施されます。いまだに新型コロナウィルス流行の影響がある中で
も、種々の修習をさせていただけることに感謝させていただきつつ、
そのような関係各所の皆さまへの感謝を忘れることなく、残り少な
い修習期間を精一杯過ごさせていただきたいと思います。

 拙文ではございますが、最後までお読みいただきまして、誠にあ
りがとうございました。


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  ロースクール生だより
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          早稲田大学大学院法務研究科2年 大野綾音

 私は、早稲田大学大学院法務研究科・既修2年生の大野綾音と申
します。この度は、学生の私にこのような貴重な機会をいただき
まして誠にありがとうございます。

 私は、大学時代、早稲田大学法学部に在籍し、ゼミでは憲法につ
いて勉強してまいりました。私がロースクールへの進学を決めたの
は大学時代に履修した刑事政策の講義の中で扱われた冤罪事件の本
を読んだことがきっかけでした。被疑者の人権を無視するような捜
査方法に心を痛めたと同時に、被疑者の人権を保護するためには、
刑事弁護人の存在が必要不可欠であると考え、弁護士を目指そうと
決意し、ロースクールへ進学いたしました。

 ロースクールに進学して最初の夏休みに、私は稲門法曹会・個別
交流会に参加させていただく機会がございました。私がお話を伺っ
た深山美弥先生は、検察官の経験を経て弁護士として活躍していら
っしゃることから、それぞれの仕事のやりがいや、検察官時代の経
験が弁護士として働く上でも活きていることを教えていただきまし
た。

 私がこの個別交流会において時に印象深いと感じたことは、検察
官の立場からも犯罪の被疑者・被告人の社会復帰の支援を行ってい
るという話でした。このお話を聞くまで、犯罪の加害者を社会復帰
するための支援は、弁護士が主に行うものであると私は考えており
ましたが、弁護士・検察官という立場を超えて支援を行っていると
いうことから、今まで私は弁護士の立場からの視点のみで物事を考
えていたことに対して反省すると同時に、被疑者・被告人の社会復
帰の支援は、法曹全体として行う必要があるものであると考えまし
た。

 個別交流会を通じて、私は、物事について広い視野を持って見る
ことを忘れず、そして依頼者に寄り添う法曹になりたいと考えまし
た。入学して半年が経過しましたが、広い視野をもってロースクー
ル生活を実りあるものにしてまいります。

 拙文ではございますが、最後までお読みいただきまして誠にあり
がとうございました。


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  稲門法曹会記念講演会 講演動画 掲載のお知らせ
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                  稲門法曹会事務局

 10月2日に行われました、稲門法曹会記念講演会での稲川龍也先
生の講演「検察改革10年と刑事司法の展望」の動画につきまして、
シクミネット内「お知らせ」に掲載させていただきました。是非ご
覧ください。
 
 閲覧URLは下記の通りです。
 https://waseda-legal-alumni.shikuminet.jp/pages/detail/8/

 なお、シクミネット外からの閲覧は不可となっております。シク
ミネットへのログイン方法は下記「新会員システム移行後ログイン
のお願い(再掲)」に掲載しておりますので、ご確認ください。


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  新会員システム移行後ログインのお願い(再掲)
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                  稲門法曹会事務局

 今年4月から、会員システムを「シクミネット」に移行いたしま
した。これに伴い、下記の変更点がございます。

 特に会費の納入方法について一部廃止となっているものがござ
います。
 お手数ではございますが、新システムへのログインと、お支払
い方法の設定ををお願いいたします。

<会費納入に関する変更点>
・クレジットカードによるオンライン決済に対応(毎年自動引落)
・口座振替決済へのオンライン申込に対応(毎年自動引落)
■従来の口座振替はご利用いただけなくなりました。口座振替を
ご利用されていた会員の皆様もオンライン上で新たに申込が必要
です。
■銀行振込はご利用いただけなくなっております。
■コンビニでの専用用紙での振込を廃止しております。

<活動に関する変更点>
 今後、当会のイベント告知やお申込み受付を、シクミネット上
で行っていく予定でございます。
 ご自身の登録情報の照会や更新もログインして行っていただけ、
「梓」や「会報」の送付先、メールマガジンの送信先変更なども
住所やメールアドレスの変更で更新いただけます。

●ログイン方法
 ログイン手順が複雑とのご指摘を受け、Webサイトに簡略化した
手順をご説明しているページを掲載いたしました。
 http://waseda-legal-alumni.jp/?page_id=1684

 案内に沿って進んでいただければ5分~15分程度で完了いたし
ます。 
 お忙しい中お手数をおかけいたしますが、何卒よろしくお願い
いたします。


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  【PICK UP】早稲田大学関連トピック
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■東京パラ金メダル鈴木孝幸選手来校
https://www.waseda.jp/inst/athletic/news/2021/10/27/20400/

■第8回坪内逍遙大賞授賞式
https://www.waseda.jp/culture/news/2021/10/26/14628/

■(法務研)2022年度入学者選抜試験 合格者の概要等
https://www.waseda.jp/folaw/gwls/news/2021/11/01/11013/


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  稲門法曹奨学金への寄付方法(クレジットカード・ネットバン
 キング)のご案内
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  早稲田大学大学院法務研究科では、優秀な法曹として嘱望さ
 れる能力を持ちながら、経済的な理由から修学が困難な学生に
 対し、その夢や志を断念することのないよう「稲門法曹奨学金」
 を設置し、皆さまのご支援・ご協力をいただいております。

 「稲門法曹奨学金」は、皆さま方からの毎年の寄付金により運営
 されるものであり、次年度以降も奨学金を継続するために、さら
 に皆さま方からの募金のご協力を仰がねばなりません。

 何とぞ、奨学金募金の趣旨をご理解いただき、暖かなご支援と
 ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

  なお、Webサイトから、クレジットカード・ネットバンキング
 でご寄付いただくことも可能ですのでご案内申し上げます。


 ≪早稲田大学へのご支援をお考えの方へ≫

  https://kifu.waseda.jp/

1)右上の「寄付をする」をクリック

2)下記の条件に同意し「寄付を申し込む」をクリック

3)入力サイトでは以下の通り区分の入力をお願いします。
 申込者区分:個人

 寄付の種類:奨学金
 ※奨学金を選択すると、下段に指定先が出てきます

 指定先:稲門法曹奨学金

 上記を選択のうえ、お申込みをお願いいたします。


  本学の伝統を受け継ぎ、進取の精神をもって法のもとに正義を
 貫く志の高い優秀な稲門法曹を一人でも多く育成することを念願
 し、法科大学院の学生のための奨学金として「稲門法曹奨学金」
 を創設し、これまで支援を行ってまいりました。


  法曹として第一線で活躍されている校友および関係者に募金を
 呼びかけ、これまで多額の浄財が寄せられております。稲門法曹
 の皆様の熱意に厚く御礼申し上げるとともに、引き続きご支援賜
 りますよう、よろしくお願い申し上げます。


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【発行】稲門法曹会
 〒169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1法務教育研究センター内
    e-mail: tohmon-jimu★list.waseda.jp 
※(★)を@に読みかえてください
    URL: http://www.waseda-legal-alumni.jp/
 ※配信停止をご希望の方は、タイトルに「配信停止」、本文に
「氏名」を記載のうえ、legal-alumni★list.waseda.jp までお送り
ください。※(★)を@に読みかえてください
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