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稲門法曹会メールマガジン No.2022-1
2022/1/10 第111号
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┏━ Index ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃○修習生だより(第75期司法修習生 尾川佳奈)
┃○ロースクール生だより(法務研究科1年 植松宗之)
┃○2021年度法務リカレントセミナー「令和3年法による民法
┃ ・不動産登記法の改正」のご案内
┃○ 稲門法曹の新刊(2021年10月~12月)
┃○【PICK UP】早稲田大学関連トピック
┃○稲門法曹奨学金への寄付方法(クレジットカード・ネット
┃ バンキング)のご案内
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修習生だより
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第75期司法修習生 尾川佳奈
第75期司法修習生の尾川佳奈と申します。
第75期の司法修習は、令和2年度司法試験の延期の影響を受け、
例年より少し早い11月中旬から導入修習がスタートし、12月中旬
から分野別実務修習を行っています。この修習生だよりも、第75
期の実務修習開始に伴い、第74期からバトンを受け取ることとな
りました。
第75期の導入修習は、第74期に引き続き和光の司法研修所では
なく、Microsoft Teamsを用いたオンラインでの実施となりました
。同期の修習生や教官と顔を合わせることができず、Teamsのウェ
ブ会議機能を用いたグループワークも最初はぎこちないやりとり
でしたが、講義の他にもオンラインでの懇親会等で交流を深め、
日を重ねるごとに活発な意見交換ができるようになりました。
現在私は、実務修習地の金沢で第1クールの刑事裁判修習を行
っております。今年は第74期修習生の選択型実務修習の時期と
重なったため、74期の修習生と交流を深め、アドバイスをいた
だきながら修習を始めることができ、心強く感じています。
金沢では、実務修習開始から1週間ほどで雪が降り始め、関
東でしか生活したことがなかった私は、変わりやすい天気に戸
惑う日々でしたが、次第に雪が降る中登庁することにも慣れて
きました。金沢地裁は、金沢城公園と兼六園のすぐそばにあり
、雪景色の公園を見ながら登庁することが毎朝の楽しみになっ
ています。
刑事裁判修習は、想像以上に近い距離で裁判官と接すること
ができ、日々活発に質問や議論を行っています。裁判官の立場
に立って生の事件と向き合うと、自分で判断しなくてはならな
いという職責の重さを実感しますが、裁判官や修習生と議論を
交わすことがなによりおもしろく、日々楽しんで実務修習を行
なっています。
実務修習は、自分の志望以外の法曹の方々と深く関わること
ができる貴重な機会であると実感しています。少しでも多くの
ことを吸収することができるよう、精一杯取り組み、有意義な
修習生活を過ごしたいと思います。
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ロースクール生だより
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早稲田大学大学院法務研究科1年 植松宗之
会員の皆様には、平素より格別のお引き立てを賜り、誠にあ
りがとうございます。早稲田大学大学院法務研究科未修1年生の
植松宗之と申します。
僭越ではございますが、自身の入学の経緯とロースクールで
の生活について簡単にお話させていただきます。
まず、自身の入学の経緯についてお話させていただきます。
私は大学卒業後、ラグビー選手、会社員、JICA青年海外協力隊を
経て早稲田大学大学院法務研究科に入学いたしました。一貫性の
ない経歴のように思われるかもしれませんが、「社会にポジティ
ブなインパクトを与えることをしたい」という想いを常に持ちな
がら進んできました。その中で、JICA青年海外協力隊に参加した
際に、発展途上国の法律の不備、不適切な運用に問題意識を持ち、
法整備支援に携わることを決意し、入学するに至りました。
次にロースクールでの生活についてお話させていただきます。
本年度以降の未修入学者は、大学院在学中に司法試験を受験する
ことが可能であり、諸先輩方以上に急ピッチで勉強を進める必要
があります。そのため、これまでの身体を動かすことを中心とし
たキャリアでは体感したことのない「頭がヘトヘトになる」とい
う感覚を味わいながら日々過ごしております。
昨年は、コロナ禍の影響で、24時間開館していた27号館の自習
室の利用が22時までになったり、必修授業が全てオンラインにな
ったりするなどの制約があり、学習について不安に思う点もあり
ました。
しかし、今年は原則対面授業となり、毎日学校に行き、教員や友
人と顔を合わせて学習できるようになりました。そのため、コロ
ナ禍特有の学習面、精神面の悩みや不安は小さくなり、学習に思
う存分取り組める環境が整ってきており、充実した学生生活を送
ることができています。
引き続き、諸先輩方と同じフィールドに立てるようにハードワ
ークし、ラグビー日本代表が成し遂げた初のW杯決勝トーナメント
進出という信じられない結果に負けぬよう、未修者の在学中の司
法試験合格という高い目標に向け頑張りたいと思います。
拙文ではございましたが、最後までお読みいただきありがとう
ございました。
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2021年度法務リカレントセミナー「令和3年法による民法
・不動産登記法の改正」のご案内
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早稲田大学大学院法務研究科
2021年度法務リカレントセミナー「令和3年法による民法・不動産
登記法の改正」のご案内
https://www.waseda.jp/folaw/gwls/news/2021/12/16/11229/
リカレントセミナー チラシ
https://www.waseda.jp/folaw/gwls/assets/uploads/2021/12/20220218_recurrentseminar_4.pdf
激動する社会において絶えず生起する複雑で多様な法律問題に正面
から対応し、人と社会に貢献していくためには、法曹として一定の
経験を積んだ後にこそ、専門性や実務能力等のさらなる向上を目指
す必要があります。早稲田大学法務教育研究センターでは、新たに
先端的かつ実際的なカリキュラムを提供し、法曹となってからも持
続的・継続的にサポートすることを目的として、早稲田大学大学院
法務研究科を修了した法曹等を主な対象に、広く稲門法曹等に対し
て、「法務リカレントセミナー」(継続教育講座)をオンラインに
て開講いたします。
【講師 】山野目章夫(やまのめ あきお)
【日程 】2022年2月18日(金)18:00~20:00
【実施方法 】Zoomによるオンラインセミナー
【受講資格 】早稲田大学大学院法務研究科修了生を主な対象とする
【受講料】本学卒業生・稲門法曹会会員の方: 1,000円
本学卒業生以外の方(上記以外の方): 3,000円
【概要】
相続登記が義務づけられ、民法には、所有者が不明な土地の管理人
を裁判所が選任する規定も設けられる。
同法の相隣関係の規定は、隣の土地の所有者が不明であったならば、
どのように適用されるか。
所有者不明土地問題への対処の整備をするのみならず、さまざまな
現代の課題に不動産登記制度は即応しなければならない。DVや虐待、
国際化というキーワードも並ぶ。令和3年法による土地法制の改革
を皆さんと共に考える。
【講師紹介】早稲田大学大学院法務研究科教授、法制審議会民法・
不動産登記法部会長、国土審議会委員、成年後見制度利用促進専門
家会議委員、 元エクス・マルセイユ第三大学客員教授
【著書】『民法概論2/物権法』(有斐閣、近刊)、『新しい債権法
を読みとく』(商事法務)、 『ストーリーに学ぶ/所有者不明土地
の論点』(商事法務)、『土地法制の改革/土地の利用・管理・放
棄』
(有斐閣、近刊)
【申込締切日】2022年2月13日(日)23:59まで
【参加費振込期限】2022年2月14日(月)まで
※申請を取消す場合も、同じ申請フォームより申込締切日までに取消
申請をしてください。
【申込】以下より申請をお願いします
https://my.waseda.jp/application/noauth/application-detail-noauth?param=gNDqxlqxOSRIra6VzzL_9w
【問い合わせ】
早稲田大学法務教育研究センター 事務所(早稲田キャンパス27号館
1階)
Email:law-school-cpler@list.waseda.jp
Webサイト:https://www.waseda.jp/folaw/gwls/
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稲門法曹の新刊(2021年10月~12月)
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■「ドイツにおける危険責任」
浦川道太郎 著
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/037188.html
■「契約法[新版]」
中田裕康 著
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/031902.html
■「詳細 登記六法 2022年版 判例・先例付」
山野目章夫ほか/編集代表
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/026718.html
■「不法行為法研究②」
浦川道太郎ほか 編集委員
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/037167.html
■「神と自然と憲法と 憲法学の散歩道」
長谷部恭男 著
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/037288.html
■「不正・不祥事対応における再発防止策」
奥山健志ほか 編著
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/037289.html
■「事業承継型M&Aの法務・税務戦略」
小山 浩/園田観希央 編
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/037128.html
■「金融商品取引法入門 [第8版]」
黒沼 悦郎/著
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/025591.html
■「会社法は誰のためにあるのか 人間復興の会社法理」
上村達男 著
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/037461.html
■「英法系諸国の会社法 理論と実務②株式会社の運営機構」
酒巻俊雄/川島いづみ/中村信男/酒巻俊之/菊田秀雄 著
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/037373.html
■「特許法入門[第2版]」
上野達弘ほか 著
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/037340.html
■「保険業務のコンプライアンス [第4版]」
中原 健夫ほか 著
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/030036.html
■「障害法 第2版」
菊池馨実ほか 編著
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/037364.html
■「職場のメンタルヘルス対策の実務必携Q&A」
岡芹健夫 著
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/037255.html
■「55歳以上の雇用・法務がわかる本」
岡芹建夫 著
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/037207.html
■「成年後見・民事信託の実践と利用促進」
澁谷彰久 大貫正男 池田恵理子 伊庭潔 編著
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/037302.html
■「グローバルコンプライアンスの実務」
高橋大祐 著
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/037237.html
■「基礎からよくわかる 薬機法体系」
三村まり子ほか[編集代表]
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/037312.html
■「墓地・納骨堂、葬送の法律相談」
小松初男 著
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/037329.html
■「電子証拠の理論と実務[第2版]」
櫻庭信之ほか 編
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/029948.html
■「寺崎嘉博先生古稀祝賀論文集 上巻」「同 下巻」
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/037390.html
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/037392.html
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【PICK UP】早稲田大学関連トピック
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■謹んで新年のご挨拶を申し上げます
https://www.waseda.jp/top/news/77509
■大隈重信没後100年記念事業「大隈重信没後100年記念式典(2022
年1月10日)」オンライン配信のご案内
https://www.waseda.jp/culture/news/2021/11/19/14859/
■学生記者が詳解 大学スポーツの魅力
https://www.waseda.jp/inst/weekly/features/specialissue-sports/
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稲門法曹奨学金への寄付方法(クレジットカード・ネットバン
キング)のご案内
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早稲田大学大学院法務研究科では、優秀な法曹として嘱望さ
れる能力を持ちながら、経済的な理由から修学が困難な学生に
対し、その夢や志を断念することのないよう「稲門法曹奨学金」
を設置し、皆さまのご支援・ご協力をいただいております。
「稲門法曹奨学金」は、皆さま方からの毎年の寄付金により運営
されるものであり、次年度以降も奨学金を継続するために、さら
に皆さま方からの募金のご協力を仰がねばなりません。
何とぞ、奨学金募金の趣旨をご理解いただき、暖かなご支援と
ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
なお、Webサイトから、クレジットカード・ネットバンキング
でご寄付いただくことも可能ですのでご案内申し上げます。
≪早稲田大学へのご支援をお考えの方へ≫
https://kifu.waseda.jp/
1)右上の「寄付をする」をクリック
2)下記の条件に同意し「寄付を申し込む」をクリック
3)入力サイトでは以下の通り区分の入力をお願いします。
申込者区分:個人
寄付の種類:奨学金
※奨学金を選択すると、下段に指定先が出てきます
指定先:稲門法曹奨学金
上記を選択のうえ、お申込みをお願いいたします。
本学の伝統を受け継ぎ、進取の精神をもって法のもとに正義を
貫く志の高い優秀な稲門法曹を一人でも多く育成することを念願
し、法科大学院の学生のための奨学金として「稲門法曹奨学金」
を創設し、これまで支援を行ってまいりました。
法曹として第一線で活躍されている校友および関係者に募金を
呼びかけ、これまで多額の浄財が寄せられております。稲門法曹
の皆様の熱意に厚く御礼申し上げるとともに、引き続きご支援賜
りますよう、よろしくお願い申し上げます。
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【発行】稲門法曹会
〒169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1法務教育研究センター内
e-mail: tohmon-jimu★list.waseda.jp
※(★)を@に読みかえてください
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※配信停止をご希望の方は、タイトルに「配信停止」、本文に
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ください。※(★)を@に読みかえてください
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