メールマガジン

稲門法曹会メールマガジン 第116号 No.2022-6


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   稲門法曹会メールマガジン No.2022-6


                   2022/6/10 第116号

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◇稲門法曹会HP:http://www.waseda-legal-alumni.jp/


┏━ Index ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃○修習生だより(第75期司法修習生 高橋祐梨子)
┃○稲門法曹会連続講演会企画 非常事態での企業の法的責任と
┃事業の継続
┃○令和4年度司法試験短答式結果(再掲)
┃○FLP(Female Lawyers Project)企画のご紹介(再掲)
┃○【PICK UP】早稲田大学関連トピック
┃○稲門法曹奨学金への寄付方法(クレジットカード・ネット
┃ バンキング)のご案内
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  修習生だより
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第75期司法修習生 高橋祐梨子

 会員の皆様には、平素より格別のお引き立てを賜り、誠にありが
とうございます。第75期司法修習生の高橋祐梨子です。

 第75期司法修習生の実務修習は終盤に差し掛かり、いよいよ第
4クールが始まるというところまでやってきました。
 私は、奈良で実務修習に取り組んでいます。奈良修習の一番の特
徴といえば、とにかく鹿に出会うことです。奈良地裁の正面入口に
は鹿が訪れ、芝生や木の葉を食べていきます。道を歩いていれば鹿
とすれ違い、鹿の集団に混じって歩くなんてこともあります。「鹿
がいる奈良地裁」に憧れて奈良を希望した私にとっては、この上な
く楽しい毎日です。
 また、休日に訪れるべき場所が盛り沢山というのも奈良修習の魅
力です。奈良に引っ越してからの半年で訪れた寺社仏閣はどれも趣
があり、奈良に来て良かったと改めて感じさせてくれる場所ばかり
でした。なにより、吉野山の満開の桜を見られたことは一生の思い
出になるだろうと思います。
 さて、私はこれまでに、民裁修習、検察修習、弁護修習を行って
きました。法曹三者それぞれの仕事を順番に見たことで、カラーの
違いを味わえたとともに、どの仕事も大変魅力的であるということ
を実感できました。
 第3クールでは弁護修習を行いましたが、裁判官や検察官とはま
ったく異なる働き方に新鮮さを感じることが多々ありました。指導
担当の先生は、仕事の獲得方法や依頼者との関係構築において留意
すべきことなどを包み隠さず教えてくださるので、弁護士という仕
事のリアルを知ることができました。法律相談や管財人、再生委員
としての面談に同席させていただいた際には、相手の心を解きほぐ
しながら、うまくリードして短時間に事実関係を聞き出す技術を間
近で拝見し、驚かされました。
 実務修習に励む日々は想像以上にあっという間で、気づけば、山
焼きがされた若草山の斜面が青々と茂り、鹿も夏の美しい毛並みに
変わる季節になっていました。最後の第4クールも悔いを残さぬよ
う、精一杯取り組んでいきたいと思います。


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  稲門法曹会連続講演会企画 非常事態での企業の法的責任と
事業の継続
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                     稲門法曹会事務局

★申し込みフォーム
 https://forms.gle/iADfn75Fpz46S2P89

2022年の第2回は、「非常事態での企業の法的責任と事業の継続」と
いう演題で講演会を行います。

講師は、
アンサー法律事務所の弁護士 永井 幸寿(兵庫県弁護士会。197
9年早稲田大学法学部卒業)をお招きします。

【概要】
 2022年7月20日(水)18時30分~
 無料 ※要事前申し込み
 Zoomでのオンライン講演会
【講演内容】
 最近、地震や津波等の自然災害、コロナ、更に戦争と、想定外
の非常事態が連続して発生しています。
 非常事態には現実にどのような事柄が発生するかを検証し対策
することが求められています。
 本講演では、東日本大震災で企業に提起された多数の訴訟を類
型化し、企業のユーザーや従業員に対する法的責任とその対策に
ついて、自身も阪神淡路大震災にて被災された永井先生にお話頂
きます。
 また非常事態での事業継続(BCP)についてもお話頂きます。


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  令和4年度司法試験短答式結果(再掲)
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 令和4年6月2日、令和4年司法試験短答式の結果が発表されま
した。

 全体では採点対象者数3,424名に対し、合格者は2,672人でした。

 ※昨年度
 受験者数:3,082人 合格者数:2,494人
 
 早稲田大学大学院法務研究科は、受験者数232人に対し合格者
数は197人、合格者数は1位となりました。2位は東京大学(合格者
数174人)、3位は慶應義塾大学(合格者数167人)でした。

 短答式結果の詳細は下記URL(法務省サイト)をご覧ください。
https://www.moj.go.jp/jinji/shihoushiken/jinji08_00108.html


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  FLP(Female Lawyers Project)企画のご紹介
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 早稲田大学大学院法務研究科の女性法曹輩出促進プロジェクト
(Female Lawyers Project)では、昨年6月に開催された講演会
「法律家になろう!女性法律家はこんなに面白い!!」を今年も
開催いたします。
https://www.waseda.jp/folaw/gwls/news/2022/04/11/11444/

申込締切6月13日(月)23:59まで
申請フォーム:以下よりお申込みください。
https://my.waseda.jp/application/noauth/application-detail-noauth?param=0NpqvqNlzLQL4wcK5eL2EQ

 これから法曹を目指す世代(主に大学生、高校生)に法曹のやり
がいや魅力について知ってもらうことを目的として、講演とパネル
ディスカッションを行います。

 FLPは、早稲田大学ロースクールを修了し実務家となり在学生の
学修支援をしている若手弁護士たちの現場の声から生まれた企画で、
まだ必ずしも女性法曹の数が十分ではない現状に鑑み、志を持った
方々の法曹への道を後押しすべく、いろいろな活動を行っています。
FLPの活動に今後も是非ご注目ください。

早稲田大学大学院法務研究科


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  【PICK UP】早稲田大学関連トピック
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■空からの早稲田大学:ドローン映像
https://www.waseda.jp/top/news/80738

■大学院生って何をしている?
https://www.waseda.jp/inst/weekly/feature/2022/05/30/97200/

■令和4年度科学技術分野の文部科学大臣表彰
https://www.waseda.jp/inst/research/news/72701

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  稲門法曹奨学金への寄付方法(クレジットカード・ネットバン
 キング)のご案内
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  早稲田大学大学院法務研究科では、優秀な法曹として嘱望さ
 れる能力を持ちながら、経済的な理由から修学が困難な学生に
 対し、その夢や志を断念することのないよう「稲門法曹奨学金」
 を設置し、皆さまのご支援・ご協力をいただいております。

 「稲門法曹奨学金」は、皆さま方からの毎年の寄付金により運営
 されるものであり、次年度以降も奨学金を継続するために、さら
 に皆さま方からの募金のご協力を仰がねばなりません。

 何とぞ、奨学金募金の趣旨をご理解いただき、暖かなご支援と
 ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

  なお、Webサイトから、クレジットカード・ネットバンキング
 でご寄付いただくことも可能ですのでご案内申し上げます。


 ≪早稲田大学へのご支援をお考えの方へ≫

  https://kifu.waseda.jp/

1)右上の「寄付をする」をクリック

2)下記の条件に同意し「寄付を申し込む」をクリック

3)入力サイトでは以下の通り区分の入力をお願いします。
 申込者区分:個人

 寄付の種類:奨学金
 ※奨学金を選択すると、下段に指定先が出てきます

 指定先:稲門法曹奨学金

 上記を選択のうえ、お申込みをお願いいたします。


  本学の伝統を受け継ぎ、進取の精神をもって法のもとに正義を
 貫く志の高い優秀な稲門法曹を一人でも多く育成することを念願
 し、法科大学院の学生のための奨学金として「稲門法曹奨学金」
 を創設し、これまで支援を行ってまいりました。


  法曹として第一線で活躍されている校友および関係者に募金を
 呼びかけ、これまで多額の浄財が寄せられております。稲門法曹
 の皆様の熱意に厚く御礼申し上げるとともに、引き続きご支援賜
 りますよう、よろしくお願い申し上げます。


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【発行】稲門法曹会
 〒169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1法務教育研究センター内
    e-mail: tohmon-jimu★list.waseda.jp 
※(★)を@に読みかえてください
    URL: http://www.waseda-legal-alumni.jp/
 ※配信停止をご希望の方は、タイトルに「配信停止」、本文に
「氏名」を記載のうえ、legal-alumni★list.waseda.jp までお送り
ください。※(★)を@に読みかえてください
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