メールマガジン

稲門法曹会メールマガジン No.2023-2 2023/2/10 第124号

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   稲門法曹会メールマガジン No.2023-2

                   2023/2/10 第124号

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◇稲門法曹会HP:http://www.waseda-legal-alumni.jp/

┏━ Index ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃○修習生だより(第76期司法修習生 平出久里子)
┃○【シクミネット:今年度の合格者・修習生の方へ】会員種
┃別の変更時期について
┃○シンポジウム:早稲田大学法学部「先端科学技術と法」コ
┃ースにおける「文理融合」教育の可能性(2023年3月4
┃日開催)
┃○稲門法曹の新刊(2022年10月~2023年1月)
┃〇【PICK UP】早稲田大学関連トピック
┃○稲門法曹奨学金への寄付方法(クレジットカード・ネット
┃ バンキング)のご案内
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  修習生だより
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                第76期司法修習生 平出久里子

 会員の皆様には、平素より格別のお引き立てを賜り、誠にありが
とうございます。第76期司法修習生の平出久里子と申します。

 第76期司法修習生は、ただいま各修習地において、第1クール
の各実務修習に励んでおります。私は、札幌で民裁修習を行ってお
り、配属部の裁判官や書記官の方に支えていただきながら、充実し
た修習生活を過ごしております。

 2月の札幌というと、寒くないかとしばしば心配されますが、実
際に、この原稿を書いている時点で気温が-13℃と、連日非常に
寒い日が続いております。他方、先日、さっぽろ雪まつりが3年ぶ
りに開催されました。私は修習が始まるまで東京で生活をしていた
ので、雪まつりに興味はあったものの、この時期の札幌に行くこと
に躊躇し、これまで足を運べておりませんでした。このため、今回、
初めて雪まつりに実際に行くことができ、とてもうれしく感じまし
た。その他にも、日帰りで行ける距離にゲレンデがあったり、冷え
切った体を温める温泉の気持ちよさが心に染みたり、寒い地域だか
らこそ味わえる楽しみがたくさんあります。美味しいお店も数多く
あります。せっかくの機会なので、北海道の良さをたくさん感じ、
より良い修習生活を送りたいと考えております。

 さて、民裁修習では、記録を読んで期日を傍聴する、という流れ
を主としながらも、記録に関して裁判官と議論をしたり、当事者に
求釈明すべきことや和解案、当該期日の進め方等を検討したりと、
日々多くのことを吸収させていただいています。特に、和解の際の
当事者に対する接し方や説得方法については、毎回とても学ぶこと
が多いです。それぞれに対してメリットやデメリットを丁寧に説明
する一方で、どこまでの情報を伝えるべきかについて慎重に検討し
ながら接している姿を見て、このような法律家になりたいと強く感
じました。

 また、膨大な数の訴訟を抱えながら、修習生の相手をしてくださ
る裁判官の方々の処理能力に圧倒されております。私たち修習生と
いつも真剣に向き合ってくださることに大変感謝しております。貴
重な機会を大切にし、裁判官の議論に少しでも食いつけるように、
精一杯頑張ります。

 第1クールも残り数日となりました。修習生として、法曹三者そ
れぞれをじっくり見せていただける時間はあっという間だと思いま
す。やり残したことがないように、全力で実務修習に取り組み、約
9か月を楽しみ尽くしたいです。

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  シクミネット:今年度の合格者・修習生の方へ】会員種別の
  変更時期について
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                  稲門法曹会事務局

今年度の合格者・修習生の方へ

現「今年度の合格者」「修習生」につきまして、
稲門法曹会事務局の方で会員種別の変更をいたします。
変更時期につきましては原則下記の通りとなります。

・「今年度の合格者」は翌年3月末に原則「修習生」に変更
・「修習生」は翌年3月末に原則「正会員(登録10年未満)」に変更
※会費が発生いたします。

上記の変更が当てはまらない方に関しては、個別に事務局宛にご連
絡をいただけましたら対応いたします。
何卒よろしくお願いいたします。

問い合わせ先:稲門法曹会事務局
tohmon@legalcommons.jp

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 シンポジウム:早稲田大学法学部「先端科学技術と法」コース
における「文理融合」教育の可能性(2023年3月4日開催)
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 早稲田大学法学部は、2022年度に「先端科学技術と法コース」を
設置し、先進的な科学技術に関する理解を深めるだけでなく、科学
技術の発展が人間や環境に与える影響を踏まえて、科学技術に関わ
る多様な法を体系的に学び、人と自然界の共生のあり方を倫理的な
視点から考察できる人材の育成に注力しています。このコースは、
2023年度から設置科目・講師陣とも更に拡充する予定ですが、単に
法学部独自での取り組みではなく、早稲田大学内の理工系の研究・
教育機関との連携が重要となっていくことは言うまでもありません。

 今回のシンポジウムでは、本大学の今後の「文理融合」教育の可
能性について、理工学と法学それぞれの専門家の発表から探ってい
くとともに、本年度「先端科学技術と法」コースを受講した学生が、
フィールドワークなどを通して学んだことを発表。そして最後に、2
023年度の本コースの展望を紹介していきます。

日  時:2023年3月4日(土)13:00-16:00(終了予定)
場  所:早稲田キャンパス26号館 地下1階 多目的講義室(B104)
開催方法:講義室での対面・ライブ配信のハイブリッド
対  象:学生、教職員、高校生及び一般(どなたでもご参加いた
だけます。参加費無料・要申し込み)

詳しくは→https://www.waseda.jp/folaw/law/news/2023/01/30/16867/

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  稲門法曹の新刊(2022年10月~2023年1月)
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■「島田陽一先生古稀記念論集 働く社会の変容と生活保障の法」
菊池馨実・竹内寿・細川良・大木正俊・鈴木俊晴 編著
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/038627.html

■「民法・消費者法理論の展開 後藤巻則先生・古稀祝賀論文集」
都筑満雄・白石大・根本尚徳・前田太郎・山城一真 編
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/038474.html

■「知的財産法学の新たな地平 高林龍先生古稀記念論文集」
高林龍先生古稀記念論文集編集委員会
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/038521.html

■「早稲田大学法学会百周年記念論文集 第一巻 公法・基礎法編」
早稲田大学法学会 編
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/038529.html

■「早稲田大学法学会百周年記念論文集第二巻 民事法編」
早稲田大学法学会 編
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/038373.html

■「早稲田大学法学会百周年記念論文集第三巻 刑事法編」
早稲田大学法学会 編
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/038371.html

■「早稲田大学法学会百周年記念論文集 第四巻 展開・先端・国際法編」
早稲田大学法学会 編
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/038536.html

■「早稲田大学法学会百周年記念論文集 第五巻 人文編」
早稲田大学法学会 編
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/038531.html

■「刑法総論 第5版」
高橋則夫 著
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/038323.html

■「刑法各論 第4版」
高橋則夫 著
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/038325.html

■「刑法概説 第2版」
松原芳博 著
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/038327.html

■「日本の矯正・保護を動かす「外の力」とは」
小西暁和ほか 編著
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/038306.html

■「詳細 登記六法 2023年版」
山野目章夫ほか 編集代表
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/026718.html

■「改正民法による相隣関係の実務」
西口元ほか 著
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/038352.html

■「PFI・コンセッションの法務と実務」
内藤滋ほか 編著
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/038253.html

■「事例に学ぶ建物明渡事件入門[第2版]」
松浦裕介ほか 著
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/027369.html

■「最新・株主総会物語」
伊藤広樹ほか [編著]
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/038481.html

■「学校と教師のための労働相談Q&A41」
坂本順子ほか 編著
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/038509.html

■「Q&A民法と不動産登記」
馬橋隆紀ほか 共編
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/038501.html

■「不法行為法研究3」
浦川道太郎ほか 編集委員
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/038399.html

■「続・刑法の判例(各論)」
松原芳博 編
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/038435.html

■「英文契約書の基本表現」
牧野和夫 著
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/028294.html

■「講座 立憲主義と憲法学 第2巻 人権Ⅰ」
愛敬浩二 編
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/038446.html

■「親権・監護権の弁護士実務」
近藤ルミ子 西口元 編 / 中溝明子ほか著
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/038353.html

■「標準 著作権法[第5版]」
高林龍 [著]
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/038533.html

■「年報知的財産法 2022-2023」
高林 龍 三村 量一 上野達弘 編
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/028313.html

■「金融商品取引業のコンプライアンスQ&A」
本柳祐介 著
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/038546.html

■「実務から見た遺産分割と遺言・遺留分」
岩志和一郎ほか 編著
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/038504.html

■「[改訂版]進め方がよくわかる私的整理手続と実務」
多比羅 誠 編著
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/038493.html

■「事業再生・廃業支援の手引き」
清水祐介ほか 編集代表
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/038488.html

■「人体情報と刑法」
甲斐克則 著
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/038442.html

■「債権回収のチェックポイント[第2版]」
岸本史子ほか 編著
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/033587.html

■「内部通報制度運用の手引き[第2版]」
寺田 寛ほか 著
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/036836.html

■「リフォーム工事の法律相談[改訂版]」
岩島秀樹ほか著
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/029030.html

■「裁判例からわかる介護事業の実務」
芦原一郎 監修
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/038566.html

■「カウンセラーとしての弁護士 依頼者中心の面接技法」
菅原郁夫ほか 監訳
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/038602.html

■「国際法哲学の復権」
郭 舜 [著]
http://www.seibundoh.co.jp/shoten/search/038267.html

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  【PICK UP】早稲田大学関連トピック
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■ワセダを旅する ミュージアム編
https://www.facebook.com/wasedaalumni/posts/pfbid0KLMzXAHFxdV1mq6XnvSJbCiGxrbQtZBFWafV5it21wu3PQTgqxL5M9CWA6hsCCSbl

■早稲田アリーナ SDGs建築賞を受賞
https://www.waseda.jp/top/news/87365

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  稲門法曹奨学金への寄付方法(クレジットカード・ネットバン
 キング)のご案内
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  早稲田大学大学院法務研究科では、優秀な法曹として嘱望さ
 れる能力を持ちながら、経済的な理由から修学が困難な学生に
 対し、その夢や志を断念することのないよう「稲門法曹奨学金」
 を設置し、皆さまのご支援・ご協力をいただいております。

 「稲門法曹奨学金」は、皆さま方からの毎年の寄付金により運営
 されるものであり、次年度以降も奨学金を継続するために、さら
 に皆さま方からの募金のご協力を仰がねばなりません。

 何とぞ、奨学金募金の趣旨をご理解いただき、暖かなご支援と
 ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

  なお、Webサイトから、クレジットカード・ネットバンキング
 でご寄付いただくことも可能ですのでご案内申し上げます。

 ≪早稲田大学へのご支援をお考えの方へ≫

https://kifu.waseda.jp/

1)右上の「寄付をする」をクリック

2)下記の条件に同意し「寄付を申し込む」をクリック

3)入力サイトでは以下の通り区分の入力をお願いします。
 申込者区分:個人

 寄付の種類:奨学金
 ※奨学金を選択すると、下段に指定先が出てきます

 指定先:稲門法曹奨学金

 上記を選択のうえ、お申込みをお願いいたします。

  本学の伝統を受け継ぎ、進取の精神をもって法のもとに正義を
 貫く志の高い優秀な稲門法曹を一人でも多く育成することを念願
 し、法科大学院の学生のための奨学金として「稲門法曹奨学金」
 を創設し、これまで支援を行ってまいりました。

  法曹として第一線で活躍されている校友および関係者に募金を
 呼びかけ、これまで多額の浄財が寄せられております。稲門法曹
 の皆様の熱意に厚く御礼申し上げるとともに、引き続きご支援賜
 りますよう、よろしくお願い申し上げます。


【発行】稲門法曹会
 〒169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1法務教育研究センター内
    e-mail: tohmon-jimu★list.waseda.jp 
※(★)を@に読みかえてください
    URL: http://www.waseda-legal-alumni.jp/
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「氏名」を記載のうえ、legal-alumni★list.waseda.jp までお送り
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