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稲門法曹会メールマガジン No.2023-12 2023/12/10 第134号

   稲門法曹会メールマガジン No.2023-12

                   2023/12/10 第134号

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┏━ Index ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃〇修習生だより(第76期司法修習生 寺本吉孝)
┃〇ロースクール生だより(法務研究科既修3年 高橋涼馬)
┃〇【PICK UP】早稲田大学関連トピック
┃〇稲門法曹奨学金への寄付方法(クレジットカード・ネット
┃ バンキング)のご案内
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  修習生だより
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第76期司法修習生 寺本吉孝

 寺本吉孝と申します。
 僭越ながら76期生による修習生だよりの最終号を書かせて頂きます。
実は最初の号も書かせて頂きました。
 私は広島で修習を行っていました。前回は修習地について述べたので、
今回は総括とこれからについて書こうかと思います。
 76期生は11月中旬に二回試験を受けました。私は今、12月12日の合
格発表を待ちつつ、発表までの自由期間を出来るだけ謳歌する所存です。
(落ちたと思って過ごすのは鬱屈としそうなので、受かったつもりで
日々を謳歌してます。)
 私は、12月15日に弁護士登録を行う予定です。弁護士登録をした暁
には東京の赤坂で働き始めます。お近くの会員の皆様におかれましては、
ご厚情いただければ幸いです。
 修習を振り返ると、同期や研修所の教官、広島でご縁のあった実務家
の方々とお会いし、お話しすることで多くのことを学ばせて頂きました。
特に、実務修習先で様々な事件と関わったことで、人の悩みを仕事の種
とする法律家は、やりがいはありつつも精神を病む危険性のある仕事で
もあると感じました。自分もこれから弁護士として働くからには、その
危険性を自覚しつつ、時には同期や諸先輩方から助けて頂き、依頼人の
ために働く日々を過ごしていきたいです。
 実務の世界は、緊張の連続だと思われますが、その分、やり甲斐もあ
るのではと考えています。右も左もわからない若輩者なので、まずは、
依頼人のために全力を尽くし、自然と力もついていく信じて、一件一件
大切に頑張っていきます。
 76期生による修習生だよりは本号をもって終了です。次号から77期
生の方に引き継がれます。77期生には77期生の味がある修習生だより
になることでしょう。今後ともご愛読いただければと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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  ロースクール生だより
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法務研究科既修3年 高橋涼馬

 会員の皆様には、平素より格別のお引き立てを賜り、誠にありがとう
ございます。法務研究科既修3年の高橋涼馬と申します。
 私は本研究科入学前は立教大学法学部に在籍しておりました。立教と
比較して早稲田の特徴的なところはと問われると学生に「バンカラ」な
人が多いところかと思います(笑)。こだわりが強く、変わった人も多いで
すが、その分人間的に豊かで芯が通っており、困った人がいたら助け合
う義理堅いところもあります。良い仲間に恵まれ、早稲田も私にとって
大切な母校となりました。
 最近のロースクール生活で印象に残っていることとしては、エクスタ
ーンシップと国際取引法のゼミでの活動があります。
 エクスターンシップ(臨床法学教育)は当研究科の実務系科目の一つで
あり、協力して下さる法律事務所・企業・団体等の方々にロースクール
生を一定期間受け入れて頂き、実務を体験させて頂くプログラムです。
私は現在受講中のものも含め3つの法律事務所様でエクスターンシップ
(臨床法学教育)を受講させて頂きましたが、執務の様子を見学させて頂い
たり、実務分野についてのレクチャーをして頂いたり、実際に弁護士の
先生の監督のもと、法律相談をやらせて頂いたりとロースクールで学ん
でいる理論が実務にどう活かされるかを肌で感じることができるもので
刺激的かつ非常に面白いです。他校のロースクール生にこのような科目
があることを話すと必ず羨ましいと言われます。この場を借りてご協力
頂いている会員の皆様や協力事務所等の皆様に御礼申し上げます。
 さて、国際取引法のゼミは早稲田の学部生の同ゼミの皆さんと国際仲
裁の大会である、大学対抗交渉コンペティションとVismootに出場する
ための準備書面作成等の準備をすることが主な活動内容となっています。
今年度は偶々ロースクール生が私一人であり、学部生の皆さんは30~40
人ほどいらっしゃるので、担当教員の久保田隆教授が私を立てて下さり、
私のことを「高橋先生」と呼ぶものですから学部生の皆さんもそれに倣
って私のことを「先生」と呼んで下さることが多く、毎度とても恐縮し
ています(笑)。ただ私の方も先生の名に恥じぬよう、文献等を調べ、学部
生の皆さんからの質問にも必死に答えていますので、良いモチベーショ
ンとなっているかもしれません。これを書いている週末(12/9.10)には交
渉コンペティションの本番が控えています。
 拙文ですが、最後まで読んで頂き誠にありがとうございました。

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  【PICK UP】早稲田大学関連トピック
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■「平和をどう守る?」教えて! 山田教授
前編:https://www.waseda.jp/inst/weekly/news/2023/11/22/114162/
後編:https://www.waseda.jp/inst/weekly/news/2023/11/29/114352/

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  稲門法曹奨学金への寄付方法(クレジットカード・ネットバン
 キング)のご案内
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  早稲田大学大学院法務研究科では、優秀な法曹として嘱望さ
 れる能力を持ちながら、経済的な理由から修学が困難な学生に
 対し、その夢や志を断念することのないよう「稲門法曹奨学金」
 を設置し、皆さまのご支援・ご協力をいただいております。

 「稲門法曹奨学金」は、皆さま方からの毎年の寄付金により運営
 されるものであり、次年度以降も奨学金を継続するために、さら
 に皆さま方からの募金のご協力を仰がねばなりません。

 何とぞ、奨学金募金の趣旨をご理解いただき、暖かなご支援と
 ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

  なお、Webサイトから、クレジットカード・ネットバンキング
 でご寄付いただくことも可能ですのでご案内申し上げます。

 ≪早稲田大学へのご支援をお考えの方へ≫

https://kifu.waseda.jp/

1)右上の「寄付をする」をクリック

2)下記の条件に同意し「寄付を申し込む」をクリック

3)入力サイトでは以下の通り区分の入力をお願いします。
 申込者区分:個人

 寄付の種類:奨学金
 ※奨学金を選択すると、下段に指定先が出てきます

 指定先:稲門法曹奨学金

 上記を選択のうえ、お申込みをお願いいたします。

  本学の伝統を受け継ぎ、進取の精神をもって法のもとに正義を
 貫く志の高い優秀な稲門法曹を一人でも多く育成することを念願
 し、法科大学院の学生のための奨学金として「稲門法曹奨学金」
 を創設し、これまで支援を行ってまいりました。

  法曹として第一線で活躍されている校友および関係者に募金を
 呼びかけ、これまで多額の浄財が寄せられております。稲門法曹
 の皆様の熱意に厚く御礼申し上げるとともに、引き続きご支援賜
 りますよう、よろしくお願い申し上げます。


【発行】稲門法曹会
 〒169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1法務教育研究センター内
    e-mail: tohmon-jimu★list.waseda.jp 
※(★)を@に読みかえてください
    URL: http://www.waseda-legal-alumni.jp/
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「氏名」を記載のうえ、legal-alumni★list.waseda.jp までお送り
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