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稲門法曹会メールマガジン No.2024-4
2024/4/10 第138号
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┏━ Ｉｎｄｅｘ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃〇修習生だより（第77期司法修習生 大久保陸人）
┃〇ロースクール生だより（法務研究科2年 糸部萌子）
┃○シクミネット会員情報の更新のお願い
┃〇【PICK UP】早稲田大学関連トピック
┃〇稲門法曹奨学金への寄付方法（クレジットカード・ネット
┃ バンキング）のご案内
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修習生だより
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第77期司法修習生 大久保陸人
会員の皆様には、平素より格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうご
ざいます。第７７期司法修習生の大久保陸人と申します。７６期の先輩
から引き継ぎまして、これから私たち７７期が修習生だよりを連載させ
ていただきます。よろしくお願いいたします。
昨年度の司法試験からロースクール在学中の受験が可能になり、司法試
験の実施時期が５月から７月へと変更されました。それに伴い私たちは
３月２１日から、和光樹林公園の桜が花開くとともに導入修習に励んで
おります。ロースクールの後輩たちも同じ７７期となり、修習生の人数
は約１８００人にのぼりました。暖かな春の気候の中、司法研修所は活
気で溢れかえっております。
今年の実務修習は４月１６日から始まります。私は神戸配属が決まって
おり、神戸修習は導入中も全員で一つのクラスを構成しているため、全
員で仲良くなるための飲み会やイベントがすでに多く開催されています。
私はこれまで関西圏とは縁のない人生でしたので、当たり前のように聞
こえてくる関西弁での会話に新鮮な気持ちを覚えています。クラスには
神戸出身の修習生も多く、神戸の様々なところを案内してもらえるのが
今から楽しみです。
導入修習は、毎日新しい学びで溢れています。最初に行われる即日起案
はとても難しく、教官の先生方の解説講義を聞きながら、司法試験では
それほど勉強しなかった事実認定や立証などに関する知識・ノウハウを
たくさん教えていただいているところです。また、そうした知識のみな
らず、法曹として働く上での哲学や、仕事の中での印象的なエピソード
などをお聞きすることもあり、とても刺激になります。弁護教官・裁判
教官・検察教官が共同で授業をしてくださることも多く、法曹三者の各
視点を同時に学べる修習ならではの貴重な経験をさせていただいており
ます。
導入修習では自分の未熟さを感じることも多かったですが、これから始
まる実務修習では、立派な法曹になれるよう一つでも多くのことを吸収
できるよう精進して参ります。
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ロースクール生だより
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早稲田大学大学院法務研究科2年 糸部萌子
会員の皆様には、平素より格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうご
ざいます。早稲田大学大学院法務研究科未修２年の糸部萌子と申します。
私は、高校・大学と早稲田にお世話になり、今年で早稲田生活9年目
になります。早稲田は、個性が尊重される場所であり、また、泥臭く物
事に取り組むことを馬鹿にされない風土があると思います。司法試験は
私にとって高い壁ではありますが、このような環境だからこそ、勉強を
続けられているのだと思います。会員の皆様が作り上げてくださった風
土に感謝しつつ、早く法曹として早稲田に貢献できるよう勉学に励む
日々です。
さて、本稿では1年間のロースクール生活を振り返り、印象に残った授
業についてお話しさせていただきます。
私は、秋学期に履修した「法実務入門」の授業が最も印象に残っていま
す。弁護士の先生がオムニバス形式で実施してくださる授業で、実際に
行政庁に情報開示請求をしたり、学生が弁護士役となり離婚事件の模擬
法律相談を受けたり、とても面白い授業でした。なかでも、模擬刑事裁
判を行う回は、得られた知見がたくさんありました。
はじめに刑事弁護の第一線で活躍されている先生方に講義をしていただ
き、主尋問・反対尋問・最終弁論のテクニックについて教わりました。
講義を受けるまでは、法廷弁護技術というものがあることすら知らなか
ったのですが、講義を受けた後は、もっと学びたいと思いました。被告
人に対してただ質問をするにも、質問の順序や語尾、声のトーン、言葉
と言葉の間を意識すると、こんなにも場の空気を司ることができるのか
と、驚きました。
私は参考人に対する反対尋問を担当したのですが、参考人の矛盾供述を
どうやって法廷で認めさせようか、苦戦しました。
この講義を通して、刑事弁護には法律の知識が必要なのはもちろんのこ
と、プレゼンテーション力をはじめとした多方面にわたる能力が必要で
あると感じました。他方で、その分大きなやりがいを得られそうだなと
思い、興味を惹かれました。
そして、法実務入門の授業全体を通して、机上の勉強が実務にどう活き
るのかを知り、今勉強していることが、将来の自分ひいては依頼者を助
けるのだと身をもって感じることができ、勉強のモチベーションに繋が
りました。また、模擬法律相談を見ていただいた先生から「良い法曹に
なるよ」と身に余るお言葉をかけていただき、その言葉が日々の励みに
なっています。
3年次にもエクスターンシップやクリニックを積極的に履修し、また新た
な知見が得られることを今から楽しみにしています。
拙文ではございますが、最後までお読みいただきありがとうございまし
た。
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シクミネット会員情報の更新のお願い
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稲門法曹会事務局
会員の皆様におかれましては、お手すきの際にシクミネットの会員情報
につきまして最新情報に更新していただきますようお願いいたします。
・マイページにログイン後、画面右上の人型アイコンをクリックしてく
ださい。会員情報のメニューが表示されます。
・ご所属、住所、修習期等の変更については「ご登録情報の確認・編集」
へお進みください。
・お支払方法（クレジットカードの変更含む）の変更については「決済
方法の確認・変更」へお進みください。
★3月~4月に会費引き落としの際、クレジットカードを登録されている
方で、カードの有効期限切れ等の影響により、会費の引き落としができ
ず未決済の方が多くいらっしゃいます。クレジットカードご登録の方は
今一度決済情報等について、各自ご確認いただくようお願い致します。
★司法修習期が空欄の方は、これを機に司法修習期を入力していただけ
ますと幸いです。
また、事務局宛にご連絡をいただけましたら個別に変更対応することも
可能でございます。
何卒よろしくお願いいたします。
問い合わせ先：稲門法曹会事務局
tohmon@legalcommons.jp
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【PICK UP】早稲田大学関連トピック
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■Waseda A year in review 2023-2024
https://www.waseda.jp/top/news/99152
■2023年度卒業式を挙行しました
https://www.waseda.jp/top/news/99395
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稲門法曹奨学金への寄付方法（クレジットカード・ネットバン
キング）のご案内
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早稲田大学大学院法務研究科では、優秀な法曹として嘱望さ
れる能力を持ちながら、経済的な理由から修学が困難な学生に
対し、その夢や志を断念することのないよう「稲門法曹奨学金」
を設置し、皆さまのご支援・ご協力をいただいております。
「稲門法曹奨学金」は、皆さま方からの毎年の寄付金により運営
されるものであり、次年度以降も奨学金を継続するために、さら
に皆さま方からの募金のご協力を仰がねばなりません。
何とぞ、奨学金募金の趣旨をご理解いただき、暖かなご支援と
ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
なお、Webサイトから、クレジットカード・ネットバンキング
でご寄付いただくことも可能ですのでご案内申し上げます。
≪早稲田大学へのご支援をお考えの方へ≫
１）右上の「寄付をする」をクリック
２）下記の条件に同意し「寄付を申し込む」をクリック
３）入力サイトでは以下の通り区分の入力をお願いします。
申込者区分：個人
寄付の種類：奨学金
※奨学金を選択すると、下段に指定先が出てきます
指定先：稲門法曹奨学金
上記を選択のうえ、お申込みをお願いいたします。
本学の伝統を受け継ぎ、進取の精神をもって法のもとに正義を
貫く志の高い優秀な稲門法曹を一人でも多く育成することを念願
し、法科大学院の学生のための奨学金として「稲門法曹奨学金」
を創設し、これまで支援を行ってまいりました。
法曹として第一線で活躍されている校友および関係者に募金を
呼びかけ、これまで多額の浄財が寄せられております。稲門法曹
の皆様の熱意に厚く御礼申し上げるとともに、引き続きご支援賜
りますよう、よろしくお願い申し上げます。
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【発行】稲門法曹会
〒169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1法務教育研究センター内
e-mail: tohmon-jimu★list.waseda.jp
※（★）を@に読みかえてください
URL: http://www.waseda-legal-alumni.jp/
※配信停止をご希望の方は、タイトルに「配信停止」、本文に
「氏名」を記載のうえ、legal-alumni★list.waseda.jp までお送り
ください。※（★）を@に読みかえてください
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