メールマガジン

稲門法曹会メールマガジン 第33号 No.2015-08

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   稲門法曹会メールマガジン No.2015-08
                   2015/8/7 第33号

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┏━ Index ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃● 全国稲門法曹会だより
┃○ 修習生だより
┃● 稲門法曹会常任理事会の報告
┃○ ローアンドプラクティスのご紹介
┃● 稲門祭参加者募集
┃○ ファイナンス稲門会名刺交換会のご案内
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  全国稲門法曹会だより
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                              中部稲門法曹会
                            弁護士 堤 こずゑ

  平成27年7月7日、名古屋駅近くルーセントタワー内「レゴリス」にて中部
 稲門法曹会が開催され、13期から66期までの弁護士会員のほか、検察官の会
 員、裁判官出身の会員、企業の法務部に所属する会員、及び修習生を含む約50
 名もの会員が参加されました。

  東京からは、早稲田大学大学院法務研究科教授石田眞会員も駆けつけられまし
 た。

  幹事長である池田桂子会員(35期)のご挨拶から始まった会は、会旗の旗開
 きとともに早くも大きな盛り上がりを見せ、次の企画である「早稲田・高田馬場
 の今昔物語」へ。

  同企画では、弁護士の会員数名が大学や高田馬場付近を訪れ撮影した最新の写
 真と20年ほど前の写真がスクリーンに映し出されました。

  卒業以来、大学まで足を運ぶ機会がなかった会員も多く、8号館の跡地に立ち
 並ぶ近代的な高層の校舎や、正門前の階段が取り払われバリアフリーに改良され
 た様子、青色に変わった高田馬場駅や「BIGBOX」に、会場全体から驚きや
 感嘆の声が上がっていました。

  また、何だかお洒落になった「高田の牧舎」、昔とほとんど変わっていない
 「メーヤウ」や「山手卓球」、「清龍」など早大生馴染みの店が映し出されると
 ひときわ大きな笑いに包まれました。

  写真に触発され学生時代が思い出されたのか、その後の歓談が、先輩後輩の垣
 根を越え、大層盛り上がったことは言うまでもありません。

  ところで、今年は、4年に一度、名古屋で開催される「オール早慶野球戦」の
 年(8月25日開催@ナゴヤドーム)。冨島照男会員(13期)と石田眞会員か
 ら、出陣命令を受けた学生を壮行するため軍部や文部省による弾圧をはねのけて
 両校の学生と関係者の尽力によって開催された「壮行早慶戦」(昭和18年10
 月16日開催)、連日満員御礼約36万人の観客が観戦した「早慶6連戦」(昭
 和35年11月6日から12日)など、今でも伝説として語り継がれる早慶戦が
 紹介されました。

  最後は、会員全員で輪になり肩を組んで「都の西北」と「紺碧の空」を斉唱。
 惜しまれながら、閉会となりました。

  回を重ねる毎に早稲田の絆を強く感じられる中部稲門法曹会。今後も継続的に
 開催し、さらなる絆を深めていきたいと思います。

 

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  修習生だより
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                      第68期司法修習生 三浦 あや

  はじめまして,68期司法修習生の三浦あやです。私は,現在,生まれ育った
 東京を離れ,新潟市で司法修習をしています。

  新潟では,冬はスキー,春には高田城の桜,夏には長岡の花火など,四季折々
 で違った楽しみ方ができましたが,私が感じた新潟の一番の魅力は,美味しい食
 べ物とお酒が充実している点です。

  日本海ならではの魚介類(初めてノドグロを食べました。)はもちろん,日本
 酒とお米の名産地ですし,実は枝豆なども非常に美味しいです。

  修習については,現在,分野別実務修習が終わろうとしているので,弁護,裁
 判,検察修習を経て感じたことをお話したいと思います。

  まず,最初の弁護修習では,依頼者を訪ねたり裁判所の支部に行ったりする度
 に,様々な新潟の地を巡ることができました。新潟県はとても広いので,多くの
 地を訪れることの楽しさもありましたが,同時に,司法過疎の問題に触れる機会
 も多々ありました。

  新潟では,多くの弁護士が,全地域で市民が裁判所を利用しやすくなるように
 という姿勢のもとに,様々な活動を行っています。東京にいたままでは,これら
 の問題を実感することはなかっただろうと思います。

  次に,刑事・民事の各裁判修習を終えました。新潟地裁は,刑事部と2つの民
 事部で構成されていて,雰囲気は非常にアットホームです。事件については,特
 に民裁修習で,新潟水俣病関連の訴訟や,新潟への避難住民による原発訴訟とい
 った,社会的に注目度の高い事件の行方を目の前で見ることができました。

  そして,現在,検察修習をしています。新潟地検での修習では,修習生1人が
 単独で,身柄事件を1~2件,在宅事件を3~4件任されるため,各人の責任の
 大きさが他の修習とは格段に違います。ですが,取調べも修習生室で行うため,
 取調べについての反省会が誰からともなく開始されるなど,班で協力して和やか
 な雰囲気で修習をしています。

  新潟には修習生が23名いますが,何かにつけては修習生全員と裁判官や検察
 官との飲み会が開かれますし,毎年恒例の法曹三者ソフトボール大会を修習生が
 主催するなど,修習生と法曹三者との繋がりがとても密です。

  最初に新潟の魅力は食べ物とお酒だと断言してしまいましたが,振り返ってみ
 ると,この点が新潟を選んでよかったと思える最大の点かもしれません。いつか
 法曹として新潟に戻って来る機会があるといいと思います。

 

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  稲門法曹会常任理事会の報告
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               常任理事会報告

  去る6月13日日曜日、当会の常任理事会が開催されました。当日は初夏の晴天
 に恵まれ、少し汗ばむ熱気の中での開催となりました。参加されたのは21名。
 総数34名のうち6割近くの常任理事の方にご参加いただけました。

  冒頭、司会の阪井会長から挨拶があり、議事については主に事務局長の石田眞
 教授から説明がありました。主要な議題は、2014年度の事業及び会計報告、
 そして2015年度の事業計画及び予算案でした。

(1)2014年度事業及び会計報告

    会費収入は2013年度と比べて伸び悩んでいるが、会としては黒字決算
   であったと報告がなされました。事業を振り返ると、稲門祭への参加、メー
   ルマガジンの充実、事務局体制の整備などに成果の見られた一年でありまし
   た。

    学生1名分の奨学寄付を含む会計報告については問題なく承認されました。
   関連して、法務研究科からの報告事項として、ロースクール制度を取り巻く
   もろもろの困難もあるが、司法試験の合格者数で早大LSが日本一を奪還した
   こと、今後は合格率の向上にも一層力を入れていきたい旨が報告されました。

(2)2015年度事業計画及び予算案

    会費収入のベース拡大に努めるとともに、会員相互の親睦を深めるための
   様々な仕掛けに精力的に取り組んでいくことが承認されました。

    具体的には、来年度からの会報発行に向けた準備号の発刊、秋の総会後の
   懇親会・合格者祝賀会にあわせたホームカミングデー対象修習期の会員への
   呼びかけ強化、合格者への記念品(稲門法曹会特製名刺入れ)の贈呈、奨学
   寄付の拡大、他稲門会とも交流促進、それらを実現するための事務局体制の
   強化などが確認されました。

  議事終了後、阪井会長の発案で出席の全ての方が一言ずつ発言する機会が持た
 れました。

  常任理事の方々お一人お一人がそれぞれに今後へ向けたアイデアや稲門法曹会
 への思いを語られました。一緒に稲門法曹会を盛り上げていこう、という気持ち
 を新たにされたのではないかと思います。

  次の大きな会合は秋の総会ですが、こちらは終了後に懇親会も行いますので、
 ぜひみなさま積極的にご参加いただければ幸いです。

 (報告 事務局幹事 河﨑健一郎(東京支部、法99、法務研07卒))

 

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  ローアンドプラクティスのご紹介
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  稲門法曹会の皆様はじめまして。
 早稲田大学大学院法務研究科承認団体のLaw&Practiceと申します。

  この度は、稲門法曹会メールマガジンへの投稿の機会をいただき誠にありがと
 うございます。

  私どもは、「実務と理論の架け橋」を理念にローレビュー(法務研究科紀要)
 である「Law&Practice」の編集・発刊作業を主な活動として行っている団体で
 ございます。

  学生が紀要を編集すると聞くと不思議に思われる方も多いのですが、ロースク
 ール制度の故郷であるアメリカはほとんどの大学院に学生が編集するローレビュ
 ーが存在しています。私どもの団体は、このようなアメリカの事例に触発された
 本研究科の1期・2期生の先輩方により設立されました。

  近年、国内の法科大学院も学生が編集に参加するローレビューの発刊に取り組
 み始めておりますが、法務研究科の学生のみでローレビューを編集する取組みは
 早稲田大学のみで行われている大変特徴的な取り組みでございます。

  現在Law&Practiceには、法務研究科の1・2年生を中心に15名が編集委員
 として参加しております。

  主な活動としては、年度末に発刊する「Law&Practice」の編集作業(執筆者
 への依頼、投稿論文の査読、掲載論文の裏取り・校正などの作業)や、「Law&
 Practice」へ掲載する座談会・講演会などの運営を行っております。

  また、編集委員に必要な知識の育成を目的として、OBOGの方々の弁護士事務所
 への訪問や学内でのイベントの開催を行う他、一部の編集委員は編集作業の傍ら
 自ら論文の執筆を行うということもしております。

  さて、Law&Practiceは創刊以来、年1号のペースで刊行しており、本年度は
 第9号が、そして来年度はいよいよ記念すべき10号の発刊となります。
(過去の掲載論文につきましては、Law&PracticeHPをご覧ください。
                     :http://www.lawandpractice.jp/)

  現在はその10号の編集をおこなっているのですが、編集にあたり「実務と理
 論の架け橋」という理念をより明確にすることを企図し、特に10号では早稲田
 大学をご卒業されて現在法曹として実務の第一線でご活躍されている実務家の先
 輩方の論文・論説を多く掲載できればと考えております。

  つきましては、もしこちらの記事をご覧いただき、掲載いただける論文・論説
 などをご執筆いただける方がいらっしゃいましたら、ぜひともLaw&Practiceまで
 ご連絡いただければ幸いでございます。(連絡先は下記にございます)。

  最後になりましたが、私どもLaw&Practiceの活動は、先輩方からの多大なご
 支援に支えられてきたものででございます。そのご支援に深く感謝申し上げます
 と共に、私どもとしては、先輩方からののご支援の賜物であるLaw&Practiceを
 後進にも引き継いでいけるよう、全力で活動していきたく考えておりますいく所
 存でございます。

  先輩方にはご迷惑をお掛けすることも多々あるかと存じますが、何卒ご容赦い
 ただき、今後とも変わらずご指導ご鞭撻いただけますようよろしくお願い申し上
 げます。

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 ■Law&Practice10号 投稿規定
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 【スケジュール】
   締切:2015年12月末日
   編集:10月~翌年2月
   ※発刊・お届け:翌年6月ごろを予定しております

 【様式】
   文字数:16,000~28,000字程度
   投稿データー:Microsoft Wordにて作成されたデーター
   ※フォント等は、Law&Practice文書規定に則り変更することもございます。

 【ご連絡先】
   編集長 稲村(hiroto.inamura@fuji.waseda.jp)
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   早稲田大学大学院 法務研究科2年
   承認団体 Law&Practice
   編集長 稲村 宥人(いなむら ひろと)
   Mail:hiroto.inamura@fuji.waseda.jp

 

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  稲門祭参加者募集
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               稲門祭 参加者募集
                             稲門法曹会事務局

  来る2015年10月18日(日)、早稲田大学早稲田キャンパスにおいて、
 今年も稲門祭(早稲田校友会主催のイベント)が開催されます。

  稲門法曹会は、昨年に引き続き、無料法律相談会を実施いたします。

  現在、稲門法曹会事務局では、この無料法律相談会にて法律相談をご担当いた
 だ ける会員の方を募集しております。

  裁判官、検察官、教員の方等、直接法律相談をご担当いただけない方には、他
 稲門会との渉外をご担当いただくことも可能です。

  ご担当いただける会員の方は、下記のとおり、事務局宛にご連絡いただきます
 ようお願いいたします。

  皆様のご参加をお待ちしております。

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  法律相談をご担当いただける先生は、以下の事項を下記連絡先までご連絡いた
 だきますようお願い申し上げます。

  ご連絡をいただいた後、事務局から、当日のご集合場所、時間等についてご連
 絡差し上げます。

  1.お名前

  2.ご希望の担当時間(以下の①~③のうちいずれか1つ)
     ①午前10時~12時
     ②午前12時~午後2時
     ③午後2時~4時
     ※当日は3シフト制で法律相談または渉外をご担当いただく予定です。

  3.ご所属、司法修習期

  4.ご連絡先

  <連絡先>
    tohmon-jimu@list.waseda.jp

  なお、大変恐縮ですが、担当人数が上限に達した場合には、お断りする可能性
 もございますので、何卒ご了承ください。

 

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  ファイナンス稲門会名刺交換会のご案内
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  ファイナンス稲門会から、下記のとおり名刺交換会のご案内が届きましたので
 ご案内いたします。

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  稲門法曹会の皆さま

  今般、下記の要領にて恒例の名刺交換会を開催する事になりました。
 稲門法曹会会員の皆様にも是非ともお越しいただきたく、ご案内申し上げます。

   ◆日時:2015年9月16日(水) 18:30~20:30(予定)

   ◆会費:4,000円

   ◆場所:早稲田大学日本橋キャンパス内 教室8番&9番
       (中央区日本橋1-4-1 日本橋一丁目ビル5階)

   ◆お申込み方法:下記メールアドレス宛にお申し込みください。
     申込先 wflc@finance-tomonkai.com
     参加ご希望の方は、
    1. お名前
    2. 所属稲門会名:稲門法曹会
    3. 会社名
    4. 部署名
    5. リスト記載の可否※
     をお知らせ下さいますよう、宜しくお願い申し上げます。

  ※リストには参加者の氏名・勤務先・部署名・所属稲門会名を記載いたします。
  ※記載を拒否された方には、リストを配布いたしません事をご承知おき下さい。

  皆さまのお越しをお待ち申し上げております。
  よろしくお願い致します。

                        ファイナンス稲門会事務局
                               阿部 多恵

 

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  ご支援・ご協力のお願い
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 本学の伝統を受け継ぎ、進取の精神をもって法のもとに正義を貫く志の高い優秀
な稲門法曹を一人でも多く育成することを念願し、法科大学院の学生のための奨学
金として「稲門法曹奨学金」を創設し、これまで支援を行ってまいりました。

 法曹として第一線で活躍されている校友および関係者に募金を呼びかけ、これま
で多額の浄財が寄せられております。稲門法曹の皆様の熱意に厚く御礼申し上げる
とともに、引き続きご支援賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

・稲門法曹奨学金へのご支援のお申込:こちらをご参照ください。
      http://www.waseda.jp/flaw/gwls/alumini/support/

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【発行】稲門法曹会
  〒169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1 法務教育研究センター内
    Tel:03-3208-9592 e-mail: tohmon-jimu@list.waseda.jp
      URL: http://www.waseda-legal-alumni.jp/
 ※配信停止をご希望の方は、タイトルに「配信停止」、本文に「氏名」を記載の
  うえ、tohmonhoso@list.waseda.jpまでお送りください。
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