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稲門法曹会メールマガジン No.2016-05
2016/05/10 第42号
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┏━ Index ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃● 修習生だより
┃○ 早稲田ロースクール新任AAのご挨拶
┃● 正副会長会レポート
┃○ 会報写真コンテストのお知らせ(再掲)
┃● 法務リカレント講座(継続教育講座)開講のご案内(再掲)
┃○ 早稲田大学校友会支援講座『早稲田を知る』公開講座のご案内
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修習生だより
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小林真大
第69期修習生の小林真大と申します。
現在は、地元の長野にて実務修習を行っております。
長野はだいたい東京から2週間遅れの4月中旬に桜が満開となります。
卒業式にも入学式にもかぶらないなんともいえない時期に咲きます。
しかし、今年は大河ドラマの影響で、上田城の桜まつりに見たことのないような
大勢の方々が訪れたそうです。
私も上田の高校に通っていたことから、上田城の桜を見に行ったことはあります
が、櫓門前の桜は見事なものです。
来年以降は、観光客も減っていると思いますので、皆様是非いらしてください。
長野の食は、なんといっても蕎麦です。
私自身過去、他県の方々に、「長野の名物って何。」と尋ねれることが多かった
ですが、そのたびに、「海の幸以外はなんでもあると思う。」というような適当な
ことを答えていました。
しかし、長野に戻ってみると、やはり蕎麦は別格です。
蕎麦、オイシイ。
新そばの時期が集合修習及び二回試験に被ってしまうのが残念でなりません。
長野には、15人の修習生が配属され、3,4人が一つの班となって修習を行っ
ております。
私は、1,2月に刑事裁判修習を終え、現在は弁護修習中です。
刑裁修習では、裁判員裁判を傍聴する機会が2回ありました。
通常であれば1回のところ、2回も傍聴する機会があったというのは非常に貴重
な経験となりました。
特に裁判の後の反省会で、裁判官、検察、弁護士それぞれが、訴訟及びそれに先
立つ公判前整理手続をどのように行なうか、四苦八苦されている姿を拝見し、法律
の世界というのは、一般の方々から未だ遠い世界のことなのだな、ということを実
感いたしました。
弁護修習では、佐久市の弁護士の先生のお世話になっております。佐久市は、長
野から新幹線で20分ほどの場所に位置しており、裁判所支部の管轄となっており
ます。
地方の中の地方、ということで、佐久市の弁護士の先生方に歓迎会を開いていた
だいたり、お食事に誘っていただいたりと、大変あたたかく迎えて頂いております。
ロースクールの同期や修習の同期といった横のつながりは大事だという話を伺い
ますが、地方ではその地方の先生方同士のつながりというものもあり、それが業務
に結びつくこともあるということを学ばせていただきました。
この修習生だよりを書く一週間程度前に、九州地方で大規模な地震が発生しまし
た。
被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げます。
大きな問題もなく修習を行なうことができるというのは、非常に幸せなことであ
り、恵まれていると感じます。
恵まれた貴重な時間であるということを忘れず、これからも修習に精一杯励みた
いです。
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早稲田ロースクール新任AAのご挨拶
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高橋宗吾
早稲田リーガルコモンズ法律事務所所属、68期の高橋宗吾と申します。
弁護士としての執務開始と同時に、早稲田大学法務研究科アカデミックアドバイ
ザー(AA)としても稼働することになりました。
私は、早稲田実業高校出身で、大学院まで含めると9年間を早稲田で過ごしました。
京都での司法修習中も、京都弁護士会内の早稲田会や近畿法曹稲門会などに誘っ
ていただき、早稲田活動を継続しました。
さらに、弁護士として最初の所属事務所も早稲田の名前を冠しています。
早稲田に長らく育ててもらった私の、広い意味での早稲田歴は現在も更新中です。
私は、法務研究科に在籍していた当時、AAをはじめとするOB法曹との触れ合いに
よって様々な経験をしました。
AAを通じて出会った一流の弁護士に憧れて、弁護士としての自分の将来像を思い
描いてきました。
AAゼミの延長で知り合った弁護士の弁護団活動に加えてもらったり、控訴趣意書
を実際に起案させてもらったり、法律事務所でアルバイトをさせてもらい、事務所
の台所事情を見せてもらったりもしました。
これらの経験は、受験生だった頃の私にとって、試験や勉強に対するモチベーショ
ンの源泉になっていました。
そして今、実務家としての私にとっても、これらの経験の中で感じてきたことが
大切な土台になっています。
このように、学生とOBとの間に、幅広く、そして密接な関係があるという点が早
稲田の最大の魅力だと思っています。
そして、その恩恵を十分に享受したからこそ、私は、実務に出た今でも早稲田と
の繋がりを大切にしたいと感じることができているのだと思います。
司法試験に役立つ学説・判例の知識を教えること、答案の上手な書き方を教える
こと、それだけがAAの仕事ではありません。
学生と一番近い実務家であるAAがOB法曹と学生の窓口になり、1人でも多くの学生
に早稲田の縦の繋がりの強さを感じてもらうこと、それによって学生のモチベーショ
ンを刺激すること、これもAAの大切な仕事だと考えています。
「実務家との接触で学生のモチベーションが上がる→法曹界にたくさんの稲門法
曹が入ってくる→その人たちが早稲田の後輩に好影響を与える」
このような好循環を、AAという立場から強く後押しするような活動をしていきた
いと思っています。
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会長・副会長会レポート
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2016年3月26日(土)、早稲田大学において、稲門法曹会の会長・副会長
会が開催されました。
阪井会長をはじめ、各支部の副会長、事務局長、事務局次長および事務局担当者
が出席し、2015年度の活動についての情報共有、および全国の稲門法曹会の活
性化、各世代の連携等、2016年度の課題についての議論が行われました。
以下、簡単ではありますがご報告いたします。
当会の2015年度活動報告として、以下の活動について説明があり、今後の改
善点について意見交換が行われました。
① 総会・懇親会(2015年10月24日(土)開催)
② メールマガジンの運営(毎月10日頃発行)
③ 稲門祭への出店(無料法律相談会)
④ 会報準備号の発行
⑤ 他士業稲門会との交流
⑥ キャリア支援プロジェクト
今年度は、上記の活動に加え、さらに全国の稲門法曹会の活性強化や会報創刊号
の発行等の取り組みを行うこと、引き続き財政基盤の確立を図ること、各世代間の
連携を強化すること等が確認されました。
以上のとおり、当会の活動は益々充実する予定でございます。
会員の皆様におかれましては、今年度も、引き続き当会の活動にご参加いただけ
ますと幸甚です。
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会報写真コンテストのお知らせ(再掲)
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稲門法曹会写真コンテスト開催!
稲門法曹会写真コンテストを開催します。
記念すべき第1回のテーマは、ずばり「私にとっての早稲田」!
キャンパスの今、学生時代の思い出の場所、大人気キャラクター早稲田ベアの
ピンスナップ…
ジャンルはなんでも結構です。皆さまなりの「早稲田」を表現してください。
稲門法曹会事務局で厳正なる審査を行い、心打たれた作品を優秀作品として稲
門法曹会会報第1号(今秋発行予定)に掲載します。
さらに!
第1回を記念いたしまして、最も審査員の早稲田魂を揺さぶった作品を、大賞作
品として【会報第1号の表紙】に採用します!
皆さまの「早稲田」への思いが、会報創刊号の表紙になります!
たくさんのご応募をお待ちしております!
○募集の概要:
皆さまなりの「早稲田」をテーマにした写真であれば、ジャンルは問いません。
写真の応募枚数に制限はありません(画像データでの応募も可)。
縦向きの写真が望ましいです(大賞作品を会報の表紙に採用するため)。
○応募作品の提出先:
≪郵送の場合≫
〒102-0074
東京都千代田区九段南1-6-17千代田会館4階
早稲田リーガルコモンズ法律事務所内
稲門法曹会会報編集委員会
≪メールの場合≫
tohmon-jimu@list.waseda.jp
*郵送の場合は封筒に、メールの場合は件名に、
『稲門法曹会写真コンテスト応募の件』と記載してください。
*お名前、ご所属の支部名(または大学)、修習期、ご連絡先
を明記してください。
○応募締め切り:
2016年5月31日(必着)
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法務リカレント講座(継続教育講座)開講のご案内(再掲)
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早稲田大学法務教育研究センターでは、2016年度より新たに、早稲田大学法務研
究科を修了した法曹等を主な対象とした法務リカレント講座(継続教育講座)を開
講することになりました。
法務研究科の教授やベテラン実務家・専門家の指導を受けつつ、ディスカッショ
ンや論文を執筆する等の内容を予定しております。
受講して4万字程度の論文を提出した受講生には、当該講座の修了を認定する証書
が授与される場合があります。
加えて、優れた論文については、早稲田大学大学院法務研究科・法務教育研究セン
ターが発行する『早稲田大学法務研究論叢』への掲載を推薦されることもあります。
【受講資格】
早稲田大学を卒業、または、早稲田大学大学院法務研究科を修了し、
現在、法実務に携わる方。
ただし、早稲田大学法務教育研究センターが特に受講を認めた者
(例えば、事務所単位で受講を希望する場合等)は、この限りではない。
なお、ビジネス・ロー(サンガレン大学(University of St.Gallen)の
講座・英語による授業)は早稲田大学大学院法務研究科の修了生に限る。
【受講料】
1単位につき、54,300円
【開講科目(春学期の予定)】
※教室は、早稲田大学27号館教室を予定しています。
※秋学期の開講科目は、確定次第お知らせします。
(1) 立憲主義の現代的課題 (長谷部 恭男 教授) 1単位
7月2日・7月9日・7月16日・7月23日(すべて土曜日)
原則として13時00分~16時15分
※ただし、最終日は14時30分までとする。
(2) 医事法(甲斐 克則 教授)1単位
6月11日・6月18日・7月2日・7月9日(すべて土曜日)
原則として13時00分~16時15分
※ただし、6月18日のみ10:30~12:00とし、希望者には13:30~17:00
に開催される「医療と司法の架橋研究会」への参加を認める。
なお、論文執筆希望者は、事前にテーマ(案)を提出すること。
(3) ビジネス・ロー(サンガレン大学(University of St.Gallen)の
講座・英語による授業)聴講のみ
8月29日(月)~9月3日(土)までの毎日
9時00分頃~18時00分頃
(受講料:無料)
【申込み】
早稲田大学法務教育研究センターのWebサイト
(http://www.waseda.jp/folaw/cpler/news/2016/04/25/1317/)
の下部の「受講申込フォーム」より、お申し込みください。
【問合せ】
早稲田大学法務教育研究センター
Tel:03-3208-9592
Email:wls-center@list.waseda.jp
Webサイト:http://www.waseda.jp/folaw/cpler/
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早稲田大学校友会支援講座『早稲田を知る』
公開講座のご案内
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本学校友会から、下記の案内がありましたので、会員の皆様にお知らせいたし
ます。
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登録稲門会の皆様へ
早稲田大学校友会
早稲田大学校友会支援講座『早稲田を知る』
公開講座のご案内
早稲田大学は、創立者大隈重信の志によって建てられた大学で
あり、彼の志は後継者たちに受け継がれ、本学に集う者のアイデン
ティティーとして今に至っています。
グローバルエデュケーションセンター(旧オープン教育センター)
設置科目、校友会支援講座「早稲田を知る」は、早稲田大学建学の
精神とその後継者たちについて語り、早稲田大学の精神を新時代に
生かす展望を示します。
大学創立の理念、特色、アイデンティティー、創設者の思想・信
条・教育哲学、100年にわたる歴史、校歌誕生の背景などを学び、
そのことを前提に学生時代を有意義に過ごすことを目的としていま
す。
当講座では授業の一部を公開講座として、学生のみならず、校友
や一般の方々にも公開して開催しています。
2016年度の公開講座の日程については下記とおりです。
【日程】
○春学期
2016年5月20日(金)14:45~16:15「早稲田大学校歌の由来」
講師:菊地 哲榮氏
(1967年早稲田大学理工学部卒、応援部稲門会、株式会社
ハンズオン・エンターテイメント 代表取締役社長)
【会場】早稲田大学大隈記念大講堂
〒169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1
・JR山手線および西武線高田馬場駅徒歩20分
・地下鉄東京メトロ東西線早稲田駅徒歩5分
・都電早稲田駅徒歩5分
【担当教員】葛西 順一 スポーツ科学学術院教授 他
【対象】学生、教職員、校友、一般
【主催】早稲田大学グローバルエデュケーションセンター、
学生部学生生活課
【特記事項】
※聴講ご希望の際は事前申し込み不要です。直接会場にお越し
ください。
※満員の際は入場をお断りすることがあります。予めご了承
ください。
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ご支援・ご協力のお願い
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本学の伝統を受け継ぎ、進取の精神をもって法のもとに正義を貫く志の高い優
秀な稲門法曹を一人でも多く育成することを念願し、法科大学院の学生のための
奨学金として「稲門法曹奨学金」を創設し、これまで支援を行ってまいりました。
法曹として第一線で活躍されている校友および関係者に募金を呼びかけ、これ
まで多額の浄財が寄せられております。稲門法曹の皆様の熱意に厚く御礼申し上
げるとともに、引き続きご支援賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
・稲門法曹奨学金へのご支援のお申込:こちらをご参照ください。
http://www.waseda.jp/folaw/gwls/alumini/support/
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【発行】稲門法曹会
〒169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1 法務教育研究センター内
Tel:03-3208-9592 e-mail: tohmon-jimu@list.waseda.jp
URL: http://www.waseda-legal-alumni.jp/
※配信停止をご希望の方は、タイトルに「配信停止」、本文に「氏名」を記載の
うえ、legal-alumni@list.waseda.jp までお送りください。
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