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稲門法曹会メールマガジン No.2016-12
2016/12/09 第49号
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◇このメールマガジンは、
ただいた方へお送りしています。配信停止をご希望の方は、
ご連絡ください。
◇稲門法曹会HP:http://www.waseda-
┏━ Index ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃● 修習生だより
┃○ 法務リカレント講座「Law and Business in Japan」を聴講して
┃● 法務リカレント講座のご案内
┃○ 出版物案内
┃● 新人稲門法曹の採用をお考えの方へ
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修習生だより
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第69期司法修習生 馬場大祐
第一 自己紹介
稲門法曹会の皆様、はじめまして。
69期司法修習生の馬場大祐と申します。
修習生と申しましても、
発表待ちの身です。
70期修習生には既に辞令交付済みという12月2日現在の状況を
69期は、修習生と法曹の狭間(要するに無職)
このような非常に微妙な身分で、
第二 二回試験
先週、ついに二回試験を終えました。
私はB班でしたので、集合修習(以前でいう後期修習)
試験に突入という形でした。
集合修習は、各実務修習の総まとめという認識でした。
約1か月半という短い期間にプログラムが凝縮されているために非
かったです。
じっくり腰を据えて取り組むというよりは、
方がしっくりくる気がします。
特に、我々B班の場合は、直後に二回試験が控えていたせいか、
起案が行われるあたりから、クラスの緊張感(特に、
きます。
実際、
そんな中私は、仲の良い修習同期2~3人で集まり、
ながら他愛もない話をして過ごすことが多かったように記憶してお
修習終盤になると、例によって風邪が流行ります。
クラス中マスクだらけという異様な光景も珍しくありません。
私はと申しますと、周りが何かと体調を崩している中、
まで過ごすことができてしまいました(「
あったと思いますが、残念ながら思い出すことができません。)。
第三 これまで
修習全体を振り返りますと、一つ一つの経験が貴重で、
69期修習生の辞令交付がつい最近のことのように思えるほど、
あっという間に過ぎ去りました。
それは何故だったか、ということを考えますと、
思います。
ひとつひとつの事件記録の中には、「甲」や「乙」ではなく、「
れの誰それさん」がおり、何かに困っていたり、
た。
特に、刑事事件は、少々大げさですが、被疑者・
感じたこともあります。
犯罪という一つの側面からですが、
感じることができたのでした。
第四 これから
幸いにも二回試験で不合格とならなかった場合、
なります。
夢に見ていた弁護士という職業にようやく就くことができるという
一人前に依頼者を持つという責任感を覚えます。
知識・
が、誠心誠意をもって一つ一つの事件に取り組むことはできます。
「失態は、若者には名誉であり、老人には屈辱である。」
あります。
もちろん依頼者に迷惑をかけることがあってはなりませんが、
る、タフな弁護士になりたいと思います。
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法務リカレント講座「Law and Business in Japan」を聴講して
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早稲田リーガルコモンズ法律事務所
福島 健史(68期)
第1 初めに
『働きながら、もう一度学びたい。』、『
『法律とビジネスの両方を。』
スイスのザンクトガレン大学は、
European and International Business Lawというプログラムを提供しています。
このプログラムは2年間のうち合計 10週間を使って、8か国10都市(東京、ニュー
ヨーク、ハーバード、上海、フランクフルト、 チューリヒなど)を巡り、各地の
大学で法律・ビジネスの集中講義を受講するというものです。
2016年8月29日から9月3日にかけて、
今回、私は聴講生として参加しましたので、以下報告致します。
第2 魅力その1:「法律とビジネス」の両方を取り扱う
本講義では、第一線で活躍されている弁護士、教授が教壇に立ち、
に進出する際にリスクとなり得る知的財産法や独占禁止法、
取り扱います。
また、TPP・WTOの枠組み、
取り扱います。
受講生は会社役員、投資家、弁護士、
ジネスの両面から実務感覚の質問を聴くことが出来ます。
第3 魅力その2:広がるネットワーク
受講生の国籍は、スイス、ドイツ、中国、香港、
受講生との時間を過ごすなかで生活、
を広げることができる最高の環境です。
講義以外の時間でも、仕事内容、働き方、
プランなど働いていれば誰もが考えるようなことについて国境を越
きます。
私は大学時代に留学していましたが、
ションであり、また新たな視野の広がりを感じることが出来ます。
第4 最後に
本プログラムは、知識・人・
ボーダーを超えて活躍する早稲田大学法務研究科修了生にとって、
大きなステップアップとなることは間違いありません。
日本の弁護士も国境を越えて仕事をする機会が増えています。
このプログラムは在籍しながら受講できますので、
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法務リカレント講座のご案内
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早稲田大学法務教育研究センターでは、2016年度より新たに、
研究科を修了した法曹等を主な対象とした法務リカレント講座(
を開講しております。
法務研究科の教授やベテラン実務家・専門家の指導を受けつつ、
ディスカッションをしたり、
講座の全日程の受講を完了した受講生には受講証明書が授与され、
4万字程度の論文を提出し受理された受講生には、
授与される場合があります。
加えて、優れた論文については、早稲田大学大学院法務研究科・
センターが発行する『早稲田大学法務研究論叢』
ります。
2017年度の開講科目につきましては、決まり次第、
ンターのウェブサイトおよび本メールマガジン等でご案内いたしま
ぜひ、皆様のステップアップにお役立てください。
なお、2016年度は、以下の講座で受講生を募集しました。
(都合により不開講の科目もありました。)
(1) 立憲主義の現代的課題 (長谷部 恭男 教授)
(2) 医事法(甲斐 克則 教授)
(3) ビジネス・ロー(サンガレン大学(University of St.Gallen)の講座・英語
による授業)
(4) リーガルネゴシエーション(和田 仁孝 教授)
(5) 債権法改正―約120年ぶりの見直しの構想(山野目 章夫 教授)
(6) 著作権法に関する最新の動向(上野 達弘 教授)
なお、法務リカレント講座とは別に、
「民事執行・保全をめぐる現在問題」
詳細は、正式決定の後に、
ご案内いたします。
≪「民事執行・保全をめぐる現在問題」の予定≫
●日時:2017年1月の土曜日・午後(1日のみ)
●場所:早稲田大学 27号館(小野梓記念館)教室
●内容・講師:
・相反する権利の執行問題 ―間接強制など―
*諫早湾開拓事業をめぐる執行・保全関係の問題を中心に
西川佳代(横浜国立大学・教授)
・子供の引渡しをめぐる執行問題
*ハーグ条約の締結と執行実務
村上正子(名古屋大学・教授)
・民事執行・保全をめぐる立法論の現状と評価
内田義厚(早稲田大学大学法務研究科・教授)
受講資格や講座の出欠に関して等、
の【問合せ先】にご連絡ください。
【問合せ先】
早稲田大学法務教育研究センター
Tel:03-3208-9592
Email:wls-center@list.waseda.
Webサイト:http://www.waseda.jp/
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出版物案内
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稲門法曹の新刊(11月+10月+9月分)
■「刑法総論 第3版」
高橋則夫 著
http://www.seibundoh.co.jp/
■「民事執行・保全 15講」
内田義厚 著
http://www.seibundoh.co.jp/
■「株式交換・株式移転の理論・実務と書式[第2版]労務、
独占禁止法まで」
土岐敦司 編集代表
http://www.seibundoh.co.jp/
■「弁護士の経験学/事件処理・事務所運営・人生設計の実践知」
高中正彦/山下善久/太田秀哉/山中尚邦/山田正記/市川 充 著
http://www.seibundoh.co.jp/
■「金融商品取引法」
黒沼悦郎 著
http://www.seibundoh.co.jp/
■「会社法論集」
岩原紳作 著
http://www.seibundoh.co.jp/
■「都市空間のガバナンスと法」
吉田克己/角松生史 編
http://www.seibundoh.co.jp/
■「著作権法入門 [第2版]」
島並 良/上野 達弘/横山 久芳 著
http://www.seibundoh.co.jp/
■「会社法重要判例 [第2版]」
酒巻俊雄/尾崎安央/川島いづみ/中村信男 編
http://www.seibundoh.co.jp/
■「倒産法の実践」
伊藤 眞/園尾 隆司/多比羅 誠 編集代表
http://www.seibundoh.co.jp/
■「環境法BASIC[第2版]」
大塚 直 著
http://www.seibundoh.co.jp/
■「ヴォルフ/ヴェレンホーファー ドイツ物権法」
大場浩之/水津太郎/鳥山泰志/根本尚徳 訳
http://www.seibundoh.co.jp/
■「親族法・相続法[第4版補訂]」
吉田恒雄/岩志和一郎 著
http://www.seibundoh.co.jp/
■「ジェンダー法研究第三号/特集・複合差別とジェンダー」
浅倉むつ子 責任編集
http://www.seibundoh.co.jp/
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新人稲門法曹の採用をお考えの方へ
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早稲田大学大学院法務研究科キャリア支援室と稲門法曹会は、
法律事務所・企業とのマッチングを図るべく、
弁護士を対象とした求人情報を募集しております。
頂いた求人情報は、本研究科修了生(69期・70期)
リストによって告知しますので、通常の一般公募に比べ、
な採用活動を行うことができます。
ご興味をお持ちの方は、
のうえご記入いただき、
<求人票フォームダウンロード>
http://waseda-legal-alumni.jp/
<求人票フォーム送付先>
・メールアドレス: tohmon-career@list.waseda.jp
・タイトル:「求人情報:(貴事務所・御社名)」
・本文中の宛名:稲門法曹会・法務研究科キャリア支援 担当 宛
※お送りいただいた求人票は、
研究科修了生へメールにて案内いたします。
※求人票への問い合わせ・応募は、各法律事務所・
直接行います。
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ご支援・ご協力のお願い
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本学の伝統を受け継ぎ、
秀な稲門法曹を一人でも多く育成することを念願し、
奨学金として「稲門法曹奨学金」を創設し、
法曹として第一線で活躍されている校友および関係者に募金を呼び
まで多額の浄財が寄せられております。
げるとともに、引き続きご支援賜りますよう、
・稲門法曹奨学金へのご支援のお申込:こちらをご参照ください。
http://www.waseda.jp/folaw/
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【発行】稲門法曹会
〒169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1 法務教育研究センター内
Tel:03-3208-9592 e-mail: tohmon-jimu@list.waseda.jp
URL: http://www.waseda-legal-
※配信停止をご希望の方は、タイトルに「配信停止」、本文に「
うえ、legal-alumni@list.waseda.jp までお送りください。
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